【食事

・朝食・・・白米、麻婆茄子丼、味噌汁

・昼食・・・どん兵衛

・山小屋・・・豚汁、岩魚

 

さすがキャンプ場だけあって水場が格段に使いやすかったのですが、何せ深夜まで騒いでいた人が居て、睡眠時間がとれず。登山はスポーツ、キャンプは休暇。登山者とキャンパーの活動時間は激しく乖離がある。多くが寝静まっている早朝、燕がたくさん飛び交う中をひっそりと出発。

スキー場を脇目に進むと登山道の取り口。一気に急登が始まります。張り出した木の根、ぬかるんだ土にかろうじて乗っている石など、歩き易いとは言い難い道でした。天狗原までくると、雪渓がちょこちょこ。前白根山にくると五色沼に青空!

稜線に出ると展望広がり、振り向くと五色沼。空の色で沼の色も変わります。
山頂では標識側がガスったけれど、下山時は雲の切れ間に弥陀ケ池、その奥に菅沼を眺めながら降りることができました。弥陀ケ池の神秘的な水面にうっとり、珈琲でも沸かしたかったのですが水面からの冷気が体を冷やすので小休止としました。

そこから樹林帯の菅沼登山道を黙々と下山。登山口の開けた森で、連れが逃げる熊の背中を目撃。

人間の活動自粛で、熊は活発になったようです。

登山口の「山小や」さんで、北海道産のオショロコマと豚汁をいただき、バスがくるまで菅沼キャンプ場で100円の見学料を払い、菅沼で釣り人を眺めながら休憩。
※ちなみに山小やさんは16:00で閉店してました。

湯元温泉に戻り、歴史のある【温泉寺】で御朱印もらい、連れだけ温泉に入りバスで湯滝下車。

だいぶ日暮れも迫っていたが戦場ヶ原を少しだけ見学したくて湯滝から遊歩道へ向かう。木道の破損個所があり巻き道をいきます。この巻き道が森を突っ切るためかなり鬱蒼としていて、なかなかに恐怖を感じました。

なにせ誰もおらず、連れと私の二人きり。こういうときにまた熊に会いそうだなぁと、熊鈴はつけてましたが更にストックを叩き合わせて高音を出しました。

テラスのある有名な中央の木道が破損していて通れないので、「泉門池(いずみやどいけ)」をなめるように歩き、戦場ヶ原のヨシの原を東へ向かいすぐに車道に出るコースを取りました。

それでも6月の日光の夕暮れは早いと感じました。最終バスが来る頃には夜のとばりが下りてきて、男体山も黒黒としておりました。


五色沼の後ろが白根山

白根山への最後の急登


避難小屋前の分岐へ下る。小屋の扉が固くて開けられませんでした

山腹途中から振り返る

弥陀ヶ原


この付近に子熊が出ました!


オショロコマをいただきます

100円払って入場し、菅沼で休憩


温泉寺です

湯滝はものすごい迫力

誰もいない湿原


目の前に男体山