6月はまだバスの運行はないので穴山駅から出発、ロードを13キロ歩いて、ドンドコ沢からルートへ。なかなかハードな行程でした。鳳凰小屋で一泊、二日目は鳳凰三山を通り夜叉神峠へ下山。

【行程】
一日目/青木鉱泉~鳳凰小屋(ドンドコ沢コース)でテント泊

二日目/鳳凰小屋~地蔵岳・薬師岳~夜叉神峠


【山小屋幕営情報】
◎鳳凰小屋 http://houougoya.jp/
・テント泊は、6月18日(土)から再開。

・テント場ご予約は6月1日(水)より受付開始

※平日フリー(予約不要)、土日祝日は完全予約制

※土日祝日はご予約の無い方のテント泊はお断り。

◎南御室小屋 http://www.houousan.com/
・本シーズンは予約不要。使用料は1人1泊1000円(トイレ利用料込)。

・トイレ紙を含むすべてのゴミの持ち帰りの徹底→捨てられた

・テント場において至近距離での会話時はマスク着用、各自消毒グッズの携行。

【よく目にした高山植物】
コイワカガミ

■一日目
青木鉱泉手前の林道で、初めてヒルに血を吸われました。
ちょっと通り雨がきて、ザック降ろした瞬間についたらしい。ほとんど痒みはない。なんかウネウネして気持ち悪いだけ。真水で洗い、塩をかけて浸透圧で毒(唾液?)を出す。殺菌終了。
山での痒み王ランキングは、ダントツでアブ&ブユ。アブは部位によるけど半年痒みぶり返した。まじで憎い。
鳳凰は、テント一人1500円、beer600円。
土曜は予約必要。電話したとき受付の方に「4時までに着かなかったらテント張れないこともある!」って三回も言われたけど、なんなん。それ予約の必要ある?飛び込みテント客も受け入れるから? こちらとしては、別に飛び込みの人受け付けてもいいのだけど(もし自分だったら困るし)、密回避のためだけに予約制を導入しているなら、4時以降の到着でもいいのではないだろうか(もちろん着くに越したことはないけど)。
ちなみに朝何時にどこから来るのか?何時に韮崎着くのか?ドンドコ沢ルートは凄く大変て、みんなひいひい言って登ってくると言われたけど(旅館への誘導?)、それはこれから決めます。と、伝えた。
…とまあ、バタバタしたけど無事到着。

ドンドコいいとこ、一度はおいでってやつですな。
ハルゼミの鳴き声を浴びながら、涼やかな樹林帯は気持ちいい。
地蔵岳の地蔵は子授け地蔵。江戸時代はこの地蔵を持ち帰り、子が授かったらお礼に一体担いで山頂に置いたとか。太鼓を打ち鳴らしながら皆で登拝したので、ドンドコ沢というそうです。

豪快な滝は壮観だし、なにより小屋手前の白砂の庭園は楽園ですか!
ドンドコのような狭い幅の急登、なぜかわからないけど、個人的にめちゃ楽しいんですよね。
その先になにがある?と思わせてくれるからかもしれない。
比較して、夜叉神峠は単調だからか下りの途中、眠くて眠くて。苔むして南国っぽい大きなシダ植物が生えていたりと、なかなかいいんですけど。

青木鉱泉


絵にかいたような道



テント場から小屋方面を見る