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2022年6月▲鳳凰三山を縦走②(ドンドコ沢~夜叉神峠) [南アルプス]

■二日目

【バス情報】

復路)夜叉神→甲府
◎広河原→夜叉神峠登山口→市営芦安駐車場→甲府駅

10:00 10:41 11:00 11:55

11:00 11:41 12:00 12:55●

12:00 12:41 13:00 13:50

14:00 14:41 15:00 15:55

16:40 17:21 17:40 18:30


◎運賃

◇甲府駅-広河原=1,990円/甲府駅-夜叉神峠登山口=1,450円

◇市営芦安駐車場-広河原=1,160円/市営芦安駐車場-夜叉神峠登山口=530円

◇夜叉神峠登山口-広河原=860円

※いずれも大人片道/1人の運賃

二日目は曇天。念願のオベリスクはトップの鎖が無くなったので、途中まで上り、それでよしとしました。切れ落ちてる側に出てみると、なかなかの高度感。
白い砂州に小授け地蔵が並んでいました。いつごろのものなのか、時間があれば一体ずつしっかり拝みたかった。
天空の稜線は笠雲のかかった富士山を眼前に眺めつつ、けっこう強風に煽られながら進む。
地蔵岳→観音岳→薬師岳ですが、仏教的におもしろいなと思ったのは、薬師如来よりもランクが低い観音菩薩の名前を一番標高高い山につけていることなんですよね。
ここでも、解脱して悟りを開いた「如来」よりも、人間への愛が深すぎて完全煩悩から解脱していない「菩薩」信仰の方が深かった、ということを感じました。昔の人は慈悲深い菩薩の方に救いを求めてたんですかね。
夜叉神に下山途中、鹿さんに出会いました。
鹿さんは鹿島神宮などでは神の使いですね~。私は自然そのものが不思議でならないですよ。
やっぱり山って凄いな。

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そそり立つ鳳凰。ここまでの急登は砂に足を取られきつかった

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富士山に向かって歩く

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奇岩と砂と富士山と
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南御室小屋
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シカがのっそり横切る

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終始曇りがちだった

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2022年6月▲鳳凰三山テント泊縦走①(ドンドコ沢~夜叉神峠) [南アルプス]

6月はまだバスの運行はないので穴山駅から出発、ロードを13キロ歩いて、ドンドコ沢からルートへ。なかなかハードな行程でした。鳳凰小屋で一泊、二日目は鳳凰三山を通り夜叉神峠へ下山。

【行程】
一日目/青木鉱泉~鳳凰小屋(ドンドコ沢コース)でテント泊

二日目/鳳凰小屋~地蔵岳・薬師岳~夜叉神峠
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【山小屋幕営情報】
◎鳳凰小屋 http://houougoya.jp/
・テント泊は、6月18日(土)から再開。

・テント場ご予約は6月1日(水)より受付開始

※平日フリー(予約不要)、土日祝日は完全予約制

※土日祝日はご予約の無い方のテント泊はお断り。

◎南御室小屋 http://www.houousan.com/
・本シーズンは予約不要。使用料は1人1泊1000円(トイレ利用料込)。

・トイレ紙を含むすべてのゴミの持ち帰りの徹底→捨てられた

・テント場において至近距離での会話時はマスク着用、各自消毒グッズの携行。

【よく目にした高山植物】
コイワカガミ

■一日目
青木鉱泉手前の林道で、初めてヒルに血を吸われました。
ちょっと通り雨がきて、ザック降ろした瞬間についたらしい。ほとんど痒みはない。なんかウネウネして気持ち悪いだけ。真水で洗い、塩をかけて浸透圧で毒(唾液?)を出す。殺菌終了。
山での痒み王ランキングは、ダントツでアブ&ブユ。アブは部位によるけど半年痒みぶり返した。まじで憎い。
鳳凰は、テント一人1500円、beer600円。
土曜は予約必要。電話したとき受付の方に「4時までに着かなかったらテント張れないこともある!」って三回も言われたけど、なんなん。それ予約の必要ある?飛び込みテント客も受け入れるから? こちらとしては、別に飛び込みの人受け付けてもいいのだけど(もし自分だったら困るし)、密回避のためだけに予約制を導入しているなら、4時以降の到着でもいいのではないだろうか(もちろん着くに越したことはないけど)。
ちなみに朝何時にどこから来るのか?何時に韮崎着くのか?ドンドコ沢ルートは凄く大変て、みんなひいひい言って登ってくると言われたけど(旅館への誘導?)、それはこれから決めます。と、伝えた。
…とまあ、バタバタしたけど無事到着。

ドンドコいいとこ、一度はおいでってやつですな。
ハルゼミの鳴き声を浴びながら、涼やかな樹林帯は気持ちいい。
地蔵岳の地蔵は子授け地蔵。江戸時代はこの地蔵を持ち帰り、子が授かったらお礼に一体担いで山頂に置いたとか。太鼓を打ち鳴らしながら皆で登拝したので、ドンドコ沢というそうです。

豪快な滝は壮観だし、なにより小屋手前の白砂の庭園は楽園ですか!
ドンドコのような狭い幅の急登、なぜかわからないけど、個人的にめちゃ楽しいんですよね。
その先になにがある?と思わせてくれるからかもしれない。
比較して、夜叉神峠は単調だからか下りの途中、眠くて眠くて。苔むして南国っぽい大きなシダ植物が生えていたりと、なかなかいいんですけど。
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青木鉱泉

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絵にかいたような道
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テント場から小屋方面を見る

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2021年7月▲白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)縦走2・3日目 [南アルプス]

【二日目】(北岳→大門沢)
〈食事〉
朝食…ごつもりラーメン、味噌のカップラーメン
昼食…牛丼
夜食…どん兵衛うどんのリフィル、ガパオライス
朝、霧が晴れうっすら富士山も見えるご来光を拝むことができた。
間ノ岳では眺望よく、すっきりと360℃見渡せ爽快。雲海と遠くに富士山、ここで農鳥に向かう登山者はほぼいない。目指す農鳥まで足場の悪いガレ場を行く。時折雲がかかる小屋を眼下に眺めながら、青空とのコントラストを楽しむ。農鳥親父がみているだろうか?と気になり、いつもより背筋を伸ばしてしっかりと歩いた。
名物の開放的かつスリリングなトイレを拝借したあと、これまた名物の農鳥親父様にご挨拶。手ぬぐいとポカリを購入。「家に着くまでが登山だぞ」「他の小屋は天気の心配はしてくれねえぞ、しっかり歩けよ」などなど、愛のある叱咤激励を受け、先へ。
分岐ではガスがかかり嫌な予感。大門沢までの大下り、樹林帯に入ると日当たりの悪さでぬかるみも多く滑り、蒸し暑い。雨に降られず無事大門沢へ。
〈大門沢小屋情報〉
売店…フルーツゼリー、ビール、スナックなど豊富。昼食は牛丼、カレー、ラーメン。
シャワー…コロナ対策で休止(という理由が謎。洗い流すのに)
トイレ…下にすべて垂れ流す様式。テイッシュ入れぐらいは作ったほうがいいのでは。非番なのか、小屋番の人が下山していきました
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富士山のシルエットがくっきり
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農取小屋を振り返る
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大門沢への分岐

【三日目】(大門沢~奈良田)
〈食事〉
朝食…どん兵衛リフィルのうどん、ごつ盛りラーメン
昼食…こんぽうずでイワナ定食、オンミツ堂でかき氷
夜食…甲府で途中下車、ほうとう小作へ

夜が明けて沢沿いに奈良田へ。
小川が登山道に流れ込み、足元の悪い箇所もある。これが南アルプスの天然水かと、轟く沢の音を聞きながら木漏れ日を歩く。なんと沢の近くの岩陰で蛍の姿を見つける。カブトムシやオオシオカラトンボ、ニホントカゲの幼生、たくさんの生き物たちに出会う。登山口近くでは、去年の台風で崩壊した法面の工事が行われていた。本格化すると現在の登山道は別に拵えてくれるという。
登山口から工事の大型トラックが行き交い、通行客がいると辻辻で係員が無線連絡をし、安全を確保してくれる。
奈良田に着くとエメラルドブルーの川が目にまぶしい。すっきりとした空と、静かな村。
「奈良田の里 女帝の湯」で汗を流し、そのなかの食事処の「こんぽうず」でいわな定食を食べながら始まった五輪の柔道の結果を聞く。その後、ダイレクト尾根に通じる吊り橋「塩見橋」まで散歩しました。その後、期間限定のかき氷やさんONMITSUDO おんみつ堂で舌鼓。最高の夏休み前哨戦でした。

帰りは甲府に立ち寄って「ほうとう小作」でほうとうを食べました。…が、ここはなぜか左右の他の卓にアクリル板ではなく、対面にアクリル板が置いてあり会話しづらかったので、もう利用することはないと思う。
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2021年7月▲白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)縦走① [南アルプス]

【行程】
1日目…広河原~北岳山荘
2日目…北岳山荘~間ノ岳~農取岳~大門沢小屋
3日目…大門沢~奈良田

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【一日目(広河原→北岳山荘)

〈食事〉
朝食…おにぎり、ラップサンド
夜食…麻婆茄子、赤飯、八丁味噌の味噌玉
柿ピー、ビール(購入)

〈ウェア〉
・行動中…半袖、アームカバー、短パン、タイツ、防風にレインウェア
・寝具…ダウンハガー800ハーフレングス、フリース、エバニューマット、エアマット
〈北岳山荘情報〉
売店…スナックなど。自販にビールあり。
トイレ…まあきれい。一日に何回使用されたか自動的に数える機械が取り付けられている

念願の北岳。バス降車後、コンビニラップサンドとおにぎりで腹ごしらえ。その間に下山バス待ちの登山客でフィリピン人2人の方に話しかけられました。五輪のことや彼女らの仕事のことなど楽しくお話し、北俣ルートはお勧めされませんでした(笑)。

南俣ルートは深い森に包まれてひんやりと涼しく、川のせせらぎが心地よい。雪渓までは花々の宝庫、歩いていて飽きない。シモツケソウ、ウサギギク、タカネナデシコ、ミヤママンネングサ、ゴゼンタチバナ、ミヤマオダマキ、シナノキンバイ等々。稜線近くのお花畑で高山植物保護の活動をしている方たちとすれ違う。
稜線では岩弁慶、タカネツメクサ、チングルマをよく見かける。チングルマの花付きは久しぶり!
肩の小屋まで歩きやすい。昼食を食べるか迷うが、連れが体が冷えるというので、行動食の羊羹を食べて先を行く。

頂上はあいにくのガス、晴れるのを待たず先へ。しばし岩とガレ場が続くも危険個所はない。トレイルランナーも数多くいました。本当にテント制限してるのかと疑うほど、北岳山荘のテント場はあらかた埋まっていた。
私は制限に反対なので別にいいと思う。結局来た者は受け入れるざるを得ないのだから、そもそもテントに関しては予約自体不要だと思う。深夜はガスで星見えず、残念。

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