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2023▲縦走後にひがくの湯へ [北アルプス(長野・富山)]

■ひがくの湯

北アは何度も来ていますが初めて日帰り温泉&食事処の「ひがくの湯と登山者食堂」へ。
スーファミやジオラマが置いてある畳の休憩室は、ザックを持っていてものんびりできるのがいい。
昭和の匂いのする、不思議なゆったりさが感じられる場所でした。

お風呂場にはテーピングや絆創膏を剥がして捨てられるごみ箱、鍵付きの貴重品入れロッカー、無料で新しい絆創膏が置いてあり、登山者にはすごく優しい店でした。
なにより定食がボリューム満点で美味しい!

「今日泊まれます」という立札があり「なんぞや?」と思ったら、駐車場の目の前の離れの小屋がなんと泊まれるらしく、くたくたの私たちはお世話になることにしました。
夕食付ですがそれまで待てないので、お昼ご飯を。飛騨牛ハンバーグ、相方はほおば味噌定食。
飛騨牛ハンバーグは絶品!夕食の飛騨牛ステーキ定食もそれはもうとろける肉の美味しさでしたが、ハンバーグの肉汁のしたたるお肉とデミグラスソースの濃厚な味わいといったら…。
飛騨の郷土料理「漬物ステーキ」も美味しい。端材の様々な漬物を卵とじにしてかつおをふりかけた物。

小屋にはトイレが付いていないので、鍵を渡され、夜は館内のトイレを使ってくださいとのこと。
防犯カメラがついているので、何かあったらわかるのでしょう。
ちょっと面倒でしたが、離れで1組、40インチほどのテレビで音を気にせずラグビーWorld Cupを鑑賞することができ、痛めた体を休めることができました。

貸し切り風呂は朝5:00~一般営業の始まる8:00まで。夜星を見ながらとしゃれこみたかったですが、朝風呂も気持ちよかったです。



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看板犬。暑い日は館内の事務所にいるそうです

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2023年9月中旬▲開通したばかりの伊藤新道~笠ヶ岳テント泊縦走① [北アルプス(長野・富山)]

【行程】
①信濃大町から七倉~高瀬ダム~晴嵐荘へ
②伊藤新道~三俣山荘
③三俣山荘停滞
④三俣山荘~笠ヶ岳
⑤笠ヶ岳~笠新道で下山~ひがくの湯で食事

湯俣山荘がオープンしたら混雑必至なので、夏期休暇を利用し伊藤新道へ!
北アでピークを踏んでいないのは赤牛と笠ヶ岳のみ。裏銀は経験あり、濡れたギアをもったまま赤牛からフェリーで黒部へ抜けるのも気が乗らないので、三俣から笠ヶ岳へテント泊縦走を決めました。

〈1日目〉
今回、珍しい高瀬ダムの放水シーンも見ることができました!タクシー運転手の方も、地元だけど見たことがないとおっしゃってました。
高瀬ダムからは明かりもなく暗くて長いトンネル(私は一番ここが怖かった)をくぐり、青緑の湖を見ながら平坦な林道を歩きます。途中電力会社の方がおり、湖の底に砂が溜まってきたので3年かけ工事をすると仰ってました。林道が終わってもそれほどアップダウンのない、歩きやすいトレイル。
腫嵐荘のテント場は小屋の目の前。流し台の上にホースがあり水が出っぱなしなので炊事が楽でした。
小屋に渡るジップラインがアトラクションのようで面白い。足をかけるとブランコの様に揺れるので、のりこむときが最初は怖かった。固定用のカラビナを外す作業が案外力を使うので大変です。

登山者がもうこないのではという薄暮の時間に野湯がわきでる場所までいき、誰かが作った石造りの野湯にドボン。素っ裸で黒いお湯に入るのは若干勇気がいりましたが、入ると筋肉が弛緩する丁度良さでした。

〈2日目〉
【伊藤新道への装備】
●短パン+レッグカバー、Tシャツ+アームカバー、モンベルのサワタビ+モンベルKAMIKOソックス

沢登は初めてで、いろいろ調べてコスパのいいモンベルサワタビを購入。サワヤの人がKAMIKOソックスがいいと書いていたので、真似しました。 水に浸かると少しガポガポしますが、歩いていると多少しみ出ていきます。 サワタビの素材クリマプレンは、全く足が冷えないので驚き!ただ靴底のクッション性はそれほどないので、岩や石の形がダイレクトに足裏に伝わります。私は足裏マッサージみたいで痛気持ちよかったですが、足裏の刺激が苦手な人は避けた方がいいかも。ビブラムソールのサンダルなどで歩き慣れてる人はそれでもいいと思いますし、ゴアテックスではなく、水ぬけのいい靴がいいと思います。

鋭利に削れた岩があるので、手袋はしたほうがいいと思いました。
夏は短パンとタイツが定番でしたが、タイツが濡れてすぐ脱げないのも気持ち悪そうなので、モンベルのレッグカバーをチョイス。これは正解! すぐ脱げるし乾くし楽!それにしても短パンはSなのに、レッグカバーはL。自分の太股の太さに愕然…。

【渡渉の参考に】
・体重47キロ、慎重154センチ、荷物9キロ。
・防水ザック持っていないので、荷物はイスカの防水袋にいれ、それ超厚手のポリ袋に入れて二重に。

三俣のテント場の水が涸れかけているという情報と、ビバークする可能性も考え一人3.5リットルの水を持ちました。 晴嵐荘側からヘルメットつけたパーティーが行ったので、そちら側から渡渉できるかと思ったら無理でした。面倒でもリフトに乗って出発した方がいい。

沢の水量は少なめ。第2吊り橋跡が一番深く、154センチの私で太股まで濡れました。
湯俣の野湯で硫化鉄で真っ黒になったり、岩をへつったり、吊り橋の高度感にびびったり、湯俣ブルーの嘗め滝付近の野湯を探し回った挙げ句見つけられなかったりと、色々と楽しかったです。
岸壁、巨石、水の色など景観が色々と変化して見所あり。今回はピンクテープや吊り橋など、整備されてるところをなぞりましたが、脚力のある男の人はザブザブ遡上してもいいと思いますし、色々歩いてみたいところを自由に歩けばいいかと。
樹林帯は結構な急登なので、足は乾かしてから行かれた方がいいと思います。

【基本情報】
★高瀬ダム開門ゲート開門時間:7~8月は5時、9月から5:30
★鷲羽岳/日の出05:27/日の入り18:05(9/11)、標高2924m
★信濃大町のタクシー
アルピコタクシー/0261-23-2323
※高瀬ダムでは電波通じないのでクレジットの場合は前払い(9500円)

●七倉山荘 ・テント場あり、1人1980円。予約不要で使えますが、テント場を予約すると信濃大町まで乗り合いタクシーの送迎あり、1人1900円。

晴嵐荘

・営業/7月中旬~10月中旬
・収容人数/30名、テント/20張
・1泊2食/13,000円(入浴料込)、素泊まり/9,000円(入浴料込)
・テント/1張1,000円、1人1,000円、テント用の札無し
※水は小屋前に流しがあり、ホースからふんだんに流れている
・入浴料/1,000円 ・ランチ11:10-14:00/ルーローハン、台湾麻婆、ガパオライス1200円

●三俣山荘
・素泊まり/9,000円(入浴料込)
・テント1人2000円※予約不要
・展望食堂(夜の部)/山小屋夕食後~21:00まで、ラストオーダー20:30※なぜか20:00と言われた日もあり
・テント場の水場は蛇口ひねるとでます。
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先行者が渡り切るのを待ちます
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誰かが置いた目印の足袋
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「緑のホース」の地点まで高巻き
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2023年9月中旬▲開通したばかりの伊藤新道~笠ヶ岳テント泊縦走② [北アルプス(長野・富山)]

〈3日目〉
・三俣山荘停滞
〈4日目〉
・三俣山荘~双六岳~弓折岳~笠ヶ岳

鷲羽ピークは三回目。初めて鷲羽池へ降りてみました。途中ハイマツがせり出し、藪漕ぎのようになっている場所も。池の周囲は上から見た感覚よりも意外と広く、晴れてればここで昼寝したいと思うぐらい静かでいい場所でした。池の色は藻の色。透明な水の中には藻がびっしり生えていました。

双六岳は3回目ですが、毎度曇っています(笑)。でもおかげで毎回双六で雷鳥に出会うことができます。
三俣から笠ヶ岳までは長いですが、天空の縦走路はなかなか気持ちがいいですね。
行きは曇っていましたが帰りは晴れていたので槍までくっきり。前日にピークを取ったので、帰りは笠新道に向かいながら日の出を迎えました。
ただ笠のテント場から小屋まで遠いので、トイレが大変。おなかの調子が悪かったり、生理だと辛い…。テン場に、被災地で使うような携帯用トイレボックスを一つでも置いてくれたら凄く便利。ゴミは持ち帰るとして。自分のテントの中ですればいいじゃんというのはかなり乱暴。テント場代=トイレ代みたいなもんなんだから、それぐらいしてほしいですね。

●笠ヶ岳山荘(7/10~10/15)
・090-7020-5666
・テント泊予約不要、1人2000円、山と高原地図では30張となっているが、見たところ50張はいた気がする。テント用の札無し
・素泊まり9000円
・水は雪渓で取れるが、今年は7月下旬で枯れた
・天水は一人1リットル制限で200円、ペットボトルの水500円で販売
・カップヌードル、焼きそばなど購入した場合はお湯を入れてくれる
※クリヤ谷コースは通行禁止、山頂に通行禁止の立札あり

●双六小屋
・昼食/10:00~、ただしホットミルクなど温かい飲み物は8:00でも提供してもらえた
・カップヌードル系なし、行動食系は菓子パン、ナッツバーなど。柿ピー一袋100円
・未だにマスク着用のお願いしている

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池の水が少ない
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稜線に出て振り返る
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眼前の笠には雲がかかる
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チョップで割ったような岩
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最後に笠をのぞむ。ここからは樹林帯
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▲2023年8月/乗鞍トレイル [北アルプス(長野・富山)]

【2日目】
①06:30~9:19 乗鞍トレイルの乗鞍コース
②~10:00 無料の温泉、せせらぎの湯へ
③~11:00 「おかみさん食堂」で昼食
④~12:13 観光センターのジェラートを食べてバスに乗車
⑤甲府の「バックカントリーハンバーガー」へ立ち寄る 


〈バス〉
N-29 乗鞍高原観光センター2番のりば発、松本行
7:25 9:28 12:13 14:13 16:06
 17:06 18:31

〈テント泊の食事〉
朝…白米+お茶漬け

乗鞍の麓には3つのトレイルコースがあり、そのうちの乗鞍トレイルには善五郎の滝があります。虹と、青空と。飛沫を体全体に浴びられるほど、水量が凄い。牛留池では乗鞍の勇姿が水面に映ってました。観光センター横に入り口となるトレイルヘッドがあり、地図など無人販売してます。

 

この日は、かつてキャンプ場があった一ノ瀬園地まで誰にも会いませんでした。誰も歩いていないのは勿体ないなぁ。でも早朝だとまだカフェなどが開いていないのが悩ましいですね。

 

翌日ヒルクライムがあるので賑わっていました。私たちも自転車に載りたくなって、乗鞍観光センターで自転車を借りようとしたら、今日は忙しいので貸し出ししてないとのこと。また、レンタルは前日までにネットで予約しなければならないとのこと。観光センターはおじいちゃん1人しかおらず、やる気がない。ネットの使い方を教えてこようとしましたが、こちらで検索しますとお断り…。

むしろこの日だからこそ、持っていない人も自転車をやりたくなるのでは? 集客アイテムとして宣伝しているのに、配置する人選が間違っている。


ジェラートを食べ、翌日行われる乗鞍ヒルクライムがあるのでサイクリスト向けの展示を見て帰りました。自転車用の帽子は軽くて鍔が短いので、登山でも岩場でヘルメットの下に被るのに丁度よさそう。
「長野県乗鞍自然保護センター」にも立ち寄りましたが、地層や植生など渋めだけども見どころのある展示内容でした。
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自転車ブースで賑わってました!


タグ:登山
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▲2023年8月/乗鞍岳を平湯尾根から登る(1日目) [北アルプス(長野・富山)]

山情報

●標高…3,026 m
●公式サイト…https://norikuradake.jp/about/

●天気jp…https://tenki.jp/mountain/4/24/33.html

平湯尾根

・約8時間
・距離:片道16キロ
・食料)ラーメン1、やきそば3(間違えて持ってきた)、白米2、味噌汁、ゆで卵2

【1日目】
①22:55 バスタ新宿

②03:35 平湯到着

③11:00 スカイラインに合流
④11:00
~16:00 千畳敷~休憩~剣が峰へ
④16:30~17:20 乗鞍岳シャトルバスで観光センターまで下山

〈食事〉
朝・昼…おにぎり、夜…ラーメン+白米+ゆで卵、白米+味噌汁/エコー乗鞍(物産館19:00まで)でアイス・ビールなど購入


乗鞍と言えばエコーラインでシャトルバスで山頂直下まで行けることで有名ですが、私たちは平湯からマイナーな「平湯尾根」で登頂。

平湯まで高速バスで早朝着、そのまま登山開始。結果、スカイラインまで…人っ子一人会わず!

スキー場を登る道がみつけづらく、下の樹林帯は半ば藪こぎ状態。かなり道がみえづらくなっています。誰も歩いていないため、樹林帯はそこら中に蜘蛛の巣が張っており、振り払いながら進んだので疲れました。

長大な高度を上げるのがなかなかの辛さでしたが、稜線に出ればコマクサやお花畑や青空とハイ松の稜線、天然のブルーベリーや野苺、それら全部を独り占め状態。

スカイラインと合流する地点直下が、噴気があり硫化水素の臭いが凄かったです。

?

今車両通行止めのスカイラインと合流するまで6.5時間かかりましたが、達成感もひとしお。不思議なものでスカイラインと平湯尾根の入り口が一番薮ってました。

乗鞍の広大な尾根に興奮して、全部のピークを行こうと欲張り、大黒岳と富士見岳を登り降りして肩の小屋へついたときは結構ハンガーノック状態。

山頂の神社で楽しみにしてた登拝記念の御朱印の頒布はなく、畳平の社務所のみで15:30までなのでご注意を。
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タグ:登山
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2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・8日目9日目 [北アルプス(長野・富山)]

〈8日・9日目〉
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→焼岳小屋→割谷山→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養

●8日目・日記

朝…味噌ラーメン2

昼…★涸沢山荘ソフトクリーム2、★おはぎと団子、★生ビール、★おでん盛り、★徳沢ソフトクリーム

夜…★サトウのごはん、J赤飯1、畑のカレー、コンソメスープ半分、★ソーセージ5種、★生野菜トマト、ガーナチョコとお茶


 

再び、穂高岳から上高地へ向かう。なんと、テント泊入門といわれる涸沢を初めて通る。
人の多さからなんとなく敬遠していたら、月日が経っていました。
この日は下山のみなのでTシャツや手ぬぐいも購入し、小屋を通る度に食べられるものは食べて…を繰り返していたら、日帰り入浴のギリギリの時間になり、横尾からまた走る。ここは食いしんぼロードだよ、まさに。
涸沢から横尾までは本当に整備されて、歩きやすい。金曜平日なのに上ってくる人の多さから【挨拶の通り道】と名づけたいぐらい。小梨のバイトのあんちゃん、また戻ってきたと伝えると呆れてました。
ちなみに涸沢山荘のソフトクリームと、徳澤園のソフトクリームは同じ味な気がする。
●9日目・日記
〈食事〉★購入

朝…★かもんじ小屋で岩魚定食
昼…★上高地コロッケ、豚まん、クラフトビール
夜…★駅弁

いよいよ帰宅日。時間から解放され、林道をまた違った目と気持ちでのんびり歩き、穂高神社で参拝後、嘉門次小屋で朝食を食べる。贅沢に朝から日本酒を二合注文。

とても気が利いていて、二本目の口直しの小鉢は違う漬物を持ってきてくれました。

岩魚定食は岩魚の美味しさもさることながら、お米が東京で食べる米とは段違い!

この日はこのお米を作っている農家の方が、小屋をお手伝いしていました。
聞くと、提供している酒「嘉門次」は、島島宿の酒屋中島で購入できるとのこと。嘉門次小屋では酒類の販売許可を得ていないため、ボトルの販売はできないそうです。
ちなみに、店員のお兄さんは夏は上高地、冬は沖縄で働いているそう。慌ただしいのかもしれないけど、自然に触れ合えるいい生活だなぁ。

梓川の反対側を一周して再び岳沢湿原をめぐりテント場に戻り、撤収してから五千尺ホテル前のクラフトビールスタンドで再びビール。このビールスタンドは、以前記念写真屋さんのスタンドだだった場所。今や、記念写真をお金を払って購入する人は減ったでしょうね。ビールを飲んでいるとかなりの雨が。帰る直前の降雨で本当に良かった。今回は始めと終わりに雨。これも上高地。

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涸沢カール
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やってみたかったんだー
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普通に猿がいます
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横尾大橋を初めて渡った
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写真用額縁イーゼルからパチリ
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これぞ日本の食卓
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再び岳沢湿原を散歩
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2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・7日目 [北アルプス(長野・富山)]

〈7日目〉
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→焼岳小屋→割谷山→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養

〈食事〉★購入

朝…梅リゾッタ1、味噌汁1

昼…★西穂おにぎり、行動食

夜…岩塩、唐辛子、ニンニク入りトマトパスタ、コンソメスープ、★ビール2

●日記
いよいよ西穂から本丸のジャンダルム~奥穂へ。
西穂独標への途中では美しい日の出を眺め、間の岳までは速度も順調。ここでおにぎりを胃に投入!
数々の下り登りはしっかり足場を探せば届かない場所はないです。
柱状摂理の数々、下から生えているような岩、岩、岩。一帯が、ガラガラと崩れる足場の悪い岩の積み木という感じ。草木も生えない、まさに岩と崖の殿堂。
天狗の頭の有名な逆層スラブは、足底の接地面をフラットにすれば意外と立つことができる。ただ、雨露に濡れていたらかなり危険だろうなと実感。

しか天狗のコルを経てジャンダルムまでが、私がロープを出してもらったりコース取りなどの迷いや疲れから、やたらと時間がかかってしまった。ジャンダルムの影が見えてきたときはガスが出てきてしまった。
道中、いくつかビバークをしただろう痕跡を見つける。みんな、疲れ果てたか時間が無くなったんだな…。

ジャンダルムそのものの登りは難しくはない。ジャンを巻くような奥穂へのトラバースと、ロバの耳が一番危険。馬の背の高度感は、下を見なければ大丈夫ですが、疲れているとかなりへばりつく格好になってしまう。
ちなみにジャンダルムはフランス語で「憲兵」の意味ですね。
巨神兵のようなシルエットが不気味。結局、奥穂の穂高岳山荘まで踏破するのに11時間かかってしまった!
とはいえ、縦走で体がなれたのかこの日はハンガーノックにならず、もりもり夕食を食べることができた。

ちなみに17:10に到着、10分の差で朴葉寿司は買えず…。スパゲティのニンニク、岩塩、オリーブオイルで炒めて本格パスタを作り、食しました。

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ご来光を迎える
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焼岳を振り返る
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間ノ岳を過ぎたところ
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有名な逆層スラブ
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馬の背に向かう
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ジャンダルム
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2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・6日目 [北アルプス(長野・富山)]

〈6日目〉
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→焼岳小屋→割谷山→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養

〈食事〉★購入

朝…★もやし炒め、味噌ラーメン2

昼…フルーツケーキバー、行動食

夜…★チャーシュー、炭火焼き鳥1、赤飯2、★パックの味噌汁2

 
●日記
隣のテントに人は、数年ぶりに登山を復活したという。家族はいるけど、登山はソロらしい。
焼岳をピストンして戻ってくるとのことで、先に出立、小梨平の自販機の前でお別れ。
梓川を眺めながら林道を歩き、数々のホテルの脇を通りながら登山口へ向かう。
新中尾峠や焼岳小屋までの登山道は、あまり踏まれていない雰囲気。岩の多い樹林帯、藪の生い茂る細い道、アルミのはしごがいくつか登場しなかなか歩きにくい。

焼岳小屋は小さく古めかしいけど、トイレの外に小さな洗面台がついてたり、ペットボトルのゴミ箱があったり、ザック置きに便利な壁面の腰掛けがあったりと、何かと気が利いてる!
焼岳へのピストンで、大阪のおばちゃんと自然と合流し楽しく登る。
荷物をデポらなかった相方に「デポしたらええやん!」と突っ込み(笑)。
「そんなかにテント入ってんの!?」「おいてくるから早く歩けんねん」と散々(笑)。

山頂付近で小梨テント場のお隣さんとも再び会い、写真を撮り合いました。
焼岳から西穂の縦走路は不人気ですね。誰一人会いませんでした。
樹林帯で蒸し暑く、小刻みなアップダウン、ぬかるみも多々あり。西穂まで3時間半かかりました。
でも槍穂や焼岳の不毛地帯から一転、植物の息吹をこれでもかと感じられる道でもありました。
手前の沼は名無しなので「焼穂沼」と勝手に命名。

西穂山荘についたころはアブに刺されていました。
テント受付時にはあったおにぎりが、テントを張っている間にまさかの売り切れ!
山小屋では買うのをためらべからず!が教訓ですね。ションボリとしていたら、小屋の人が余りのおにぎりを奥から一つ(2個で1セット)出してくれて、ありがたや~。このおかげで次の日のジャン縦走で助かることになるのです。
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古めかしくも懐かしい風情
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たまに上高地の梓川が見られました
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2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・5日目 [北アルプス(長野・富山)]

〈5日目〉
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養

〈食事〉★購入
朝…ジェノベーゼパスタ、コンソメ+ドライトマト、サザ珈琲

昼…安曇野飲むヨーグルト、上高地コロッケ、アップルパイ、ビール

夜…★もめん豆腐、(炭火焼き鳥丼)、赤飯2、★生卵、炭火焼き鳥1、★豚汁、Aなめこ汁

●日記
小梨平で一泊。朝は川沿いのベンチで西穂高~奥穂高を眺めながらパスタを茹でて岩塩やハーブやニンニクを使い、本格的な味付けに。
その後、上高地を穂高橋まで散策したり、ビジターセンターをのぞいたりとのんびり過ごす。ど平日の河童橋は午前中は人がおらず静か。個人的には岳沢湿原は上高地にきたなら、絶対行かないと勿体ないと思う。時が止まったような場所。岳沢を散策してかっぱ橋に戻ったら、サルの一団がやってきました。ボス猿なのだろうか。まるで見回りのよう。

ちなみに小梨平キャンプ場の売店は、塩やしょうゆなどの調味料が弁当についているような使い切りの小さなものがたくさんばら売りしていて、さすが山行やテント泊する登山者の欲しているものを理解していて気が利く~!と感動。トマトやナスやキュウリ、鶏卵もばら売りがあり嬉しい限り。

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2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・4日目 [北アルプス(長野・富山)]

〈4日目〉
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養

〈食事〉★購入

朝・昼…★朴葉寿司

夜…赤飯2、味噌汁2

◎岳沢小屋※槍ヶ岳山荘グループ
https://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/

・テント予約不要、30張/1人2000円。
ランチタイム(10:30~13:00 コーヒー紅茶などの飲み物は朝から夕まで)
・水…岳沢小屋の水がご利用頂けます。

・トイレ…岳沢小屋のトイレがご利用頂けます。
・携帯電話はNTTドコモ・AU・ソフトバンクが通話可能。
・昼食(10:30~13:30)まで営業しております。

朝すっきりと晴れ、白山が遠くに見えました。石川県出身の近くのテントの人とお喋り。
いざ出発しようとするとヘリが到着するというので、テントが飛ばないよう抑えてくださいと山小屋の方に言われるも、全く問題なかった。ヘリが何往復もきたので、少々出発が遅れる。

奥穂高の前でジャンダルムを眺めながら、昨日買った朴葉寿司で早速、昼めし。

この日は吊り尾根から涸沢がくっきり見えました。
前穂高についたらガスってしまい、山頂で20分粘るも晴れず。せっかくピストンしてきたのに~~。
前穂高から上高地の岳沢湿原にくだる重太郎新道は樹林帯の上に急勾配で、暑い上に気を抜けない、展望もあまりないという、三重苦。雷鳥広場でも雷鳥が現れず、ちょっと残念。

岳沢小屋でバナナスムージーを楽しみにしていたけれど、13時半だったので提供は終了していた。
毎回思うのだが、小屋の昼営業に間に合う&タイミングよく到着するのはかなり厳しくないか?
岳沢湿原についたときは15時近かったので、小梨平の風呂営業16時に間に合うために、ろくに眺めもせずダッシュ。時間に追われたのにあまり報われない一日となりました。

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ご来光を迎える
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ヘリの荷揚げ。パイロットが手を振ってくれました
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奥穂高岳とガスに包まれるジャンダルム
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重太郎新道より、岳沢小屋
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小梨平キャンプ場


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