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2023年2月▲梅の咲く鎌倉アルプス~天園ハイキングコース② [▼関東近郊の山]

【行程】
9:00 北鎌倉集合
~11:00 北鎌倉の寺巡り「東慶寺」「円王寺」「建長寺」
11:00 登山開始
12:30 山頂到着、昼飯
14:00 登山終了
~17:00 鎌倉の寺巡り「瑞泉寺」「鎌倉宮」「荏原天神社」「鶴岡八幡宮」

大平山でカレー&ナン&カップヌードルの昼飯を頂いた後、トントンと瑞泉寺近くに下山。
特に危ないところはありませんでしたが意外と倒木が多い印象。

瑞泉寺ではリスをみかけました。
鎌倉宮は幽閉され護良親王の悲しい逸話がありますが、明るい境内がそうは感じさせません。
おそらく彼が幽閉されたであろう土牢跡があり、鳥居がたてられて魂を鎮めるために祀られていました。
https://www.kamakuraguu.jp/

荏柄天神社は長い境内がぶったぎられて左右に住居も並んでいます。最初の一の鳥居は金沢街道から始まっています。急な階段が歴史を感じさせます。
報告時と杉本寺へ行こうと思いましたが16:00を過ぎてしまったので拝観終了となってしまいました。
最後に鶴岡八幡宮へ参詣し、境内のベンチで持参した珈琲とお菓子をいただいて日が暮れました。

※手水について
新型コロナから手水がふさがれていることが増えました。柄杓が感染経路になるとの考えでしょう。
しかし正しく手水の儀式をすれば、最後に柄杓を洗い流すことになるので、感染のリスクは減ります。
また、物質を介しての感染はほとんどないことがわかっています。なにより手や口を清めるという清めの概念がなくなることは、日本文化の一つが損なわれるということでしょう。私はコロナにかこつけた水道代節約のような気がしてなりません。

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▼鎌倉宮~鶴岡八幡宮


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2023年2月▲梅の咲く鎌倉アルプス~天園ハイキングコース① [▼関東近郊の山]

【行程】
9:00 北鎌倉集合
~11:00 北鎌倉の寺巡り「東慶寺」「円王寺」「建長寺」
11:00 登山開始
12:30 山頂到着、昼飯
14:00 登山終了
~17:00 鎌倉の寺巡り「瑞泉寺」「鎌倉宮」「荏原天神社」「鶴岡八幡宮」

高尾山ぐらいしか登ったことのないという友人を連れ、通称【鎌倉アルプス】と呼ばれる天園ハイキングコースを歩きました。建長寺の奥、半僧坊から瑞泉寺までのおよそ三時間。
これ、実は登山家の中島健郎さんが、石井スポーツの登山学校の企画で歩いたコース。
失礼ながらこんな初心者コース、世界のアルピニストが歩いてるところに遭遇したらさぞかしびっくりするだろうなぁ…。腹の足しにもならんのでは。

ちょうど梅の時期を狙って計画したので、数々の梅の寺院に立ち寄りつつ、楽しみました。
東慶寺は拝観無料になっており(以前は拝観料があったような)、建物の中でちょっとしたお土産品が売られていました。
円王寺は運慶の「笑い閻魔」が有名です。こちらは休憩所のような建物が建造中でした。

建長寺の本堂は地蔵尊ですが、かつて中国の僧が「如来よりも劣る位の地蔵菩薩が本尊なのはたかがしれている」等のことを言われたという逸話があったと思います。
●山伏とユダヤ
半僧坊では烏天狗の像が多く建っています。烏天狗は山伏の装束で、山伏とユダヤの神職の格好にはかなり共通点があります。頭襟(ときん)とテフィリンという額につける装束もその一つで、古代ミステリーの一つ。天狗は山の神として馴染みがありますし、ただ単にかっこいいので頂きました。1000円と、ちとお高い。
十王の朱印の円応寺は、あまり訪れる人がいませんが、運慶作の笑い閻魔が必見。ここでかつて知ったのは、閻魔大王の赤い顔は怒っているだけではなく、実は人を裁く罪により、自分も罰を受けているということ。その苦しみは裁かれる人よりも苦しいため、あのような形相になっているのだとか。 鎌倉宮の将軍梅も、この季節ならではの御朱印です。親王が幽閉されていた穴蔵は、鳥居がたてられ神域化されていました。これも祟りを鎮める日本ならではの考えですよね。

友人はこのハイキングコースでさえ、素人のレベルの人が歩く道なのかと驚いていました。
鎌倉のやぐらの神秘的な雰囲気にも新鮮な驚きを感じているようでした。
しかしすうたびきて思うのは、山頂のゴルフ場との間は、木を伐採せずに整えてほしかった。景観が台無し。
山頂が一番自然を感じられないのが悲しい。トンビが上から狙っているので、草食動物の気分で隠れるように御弁当を食べました。

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東慶寺
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建長寺
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▼続き


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