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登り納めは八ヶ岳の赤岳→元旦はピラタス蓼科でスキー1・2日目 [八ヶ岳(長野)]

【バス情報】

※二日間フリーパス4000円有。駅で購入できる。

https://www.alpico.co.jp/traffic/ticket/20/

・茅野駅前案内所…ベルビア1階(9:00~12:00、13:00~17:30)

 

■茅野駅‐美濃戸/美濃戸口線

・茅野駅西口④番乗り場

・運賃1500円

往路)茅野駅→美濃戸口

発:9:25 10:20 13:45 15:00

着:10:03 10:58 14:23 15:38

 

復路)美濃戸口→茅野駅

発:10:20 11:20 14:45 16:00

着:10:58 11:58 15:23 16:38

 

■茅野駅‐蓼科湖前/北八ヶ岳ロープウェイ線

・西口②番乗場「北八ヶ岳ロープウェイ」行(約50分)

発:9:20 10:20 13:20 15:30

 

【taxi情報】

●諏訪交通株式会社 https://suwakotsu.com/tozan.html

茅野駅→蓼科山七合目、約90分、約¥13000

茅野駅→蓼科山登山口、約50分、約¥8500

茅野駅→北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅、約40分、約¥8000

茅野駅→奥蓼科・渋の湯、約40分、約¥7500

茅野駅→美濃戸口、約30分、約¥5500

茅野駅→唐沢鉱泉、約45分、約¥8000

茅野駅→麦草峠、約60分、約¥10000

茅野駅→桜平、約50分、約¥7500

 

●第一交通 茅野営業所

0266525151

●アルピコタクシー 諏訪地区集中配車センター

0266-71-1181

 

【山小屋幕営情報】

◎行者小屋

・12月31日~1月3日営業→臨時スタッフがコロナで来れず、開業できず。29日の林道には知らせが無かったが、30日下山時にローブを貼りお知らせしているのを発見。

・幕営料一人2000円

・行者小屋テント場の水場。文三郎尾根方面に10メートルほど歩き、赤岳方面と反対の右手に行くとわき水による水場あり。

・赤岳鉱泉のスタッフがテント代徴収。

・トイレ代はテント代込み(2000円)

 

◎八ヶ岳山荘

・通年営業

・仮眠室一人2000円(2室・20名&12名)/風呂500円

山荘北側(自動販売機近く)の外階段を上がり突き当たり左にドア(窓?)から入室。退室時に入り口近くのポストに料金を投函。

______________________

 

【行程】

一日目・29日/美濃戸口から行者小屋へ。テント泊

二日目・30日/赤岳へピークハント→八ヶ岳山荘へ宿泊

二日目・31日/撤収→茅野駅→蓼科湖泊

三日目・元旦/蓼科湖→ピラタス蓼科でスキー→蓼科湖泊

四日目・2日/蓼科湖→観光などして帰宅

 

【登山の持ち物】

●道具…シュラフ(アルパインダウンハガー800#1)、ストック、寝袋、サーマレスト、エアマット、アイゼン、ピッケル、チェーンスパイク、ホッカイロ6

●飲み物…ナルゲン500ml×2、900ml×2

●服…(行動中)下着長袖ジオライン厚手とタイツMW+カットソー+ソフトシェル+バラクラバニット帽子+ネックウォーマー、雨具上下、靴下、トレイルアクショングローブ(停滞中)フリース、モンベル・スペリオダウンパーカ800、オーバーグローブ(替え)靴下、テムレス、下着

 

行者小屋にテント泊、次の日赤岳ピストン登頂→下山し、年越しは蓼科湖の施設で宿泊。 
正月期間のバスは4本出るものの、通常は2本と激減してしまったので、今後美濃戸口へアクセスするには、かなり痛い。

南沢ルートは下の樹林帯がすっぽりとはいかないが、ほどほどに雪に埋まり夏よりも歩きやすい。

岩露頭箇所や、少し凍結箇所有。アイゼンでもチェンスパでも歩ける。むしろ林道でのスリップが怖いです。

 

テント場では雪が柔らかく、踏み固めるのに40分くらいかけました。夕方にかけて気温がぐんぐん下がっていくので16:00ぐらいで、寒さの限界もうギリギリでした。

しかしテント代、冬なのに高いなぁ。雪だから植生保護しなくていいから無料だと思っていたけど、夏と同じなんですね…。トイレ2回しか入らなかったから1回千円! その都度チップ代払った方が安い。


※行者小屋は29日から開業予定は無くなったそうです。臨時スタッフがコロナとのこと。 30日、林道にロープで告知されてきました。29日に登ったときはその張り紙はなかったので、連絡行き違いで来てしまった小屋泊の人はいなかったのだろうか? どうせ開けるつもりだったのなら、冬季避難小屋として開放したらどうだろうと思った

 

29日は晴れ時々曇りだったけど、30日は最高の天気。稜線の風も弱く、風速7m
文三郎尾根から上がり、急斜面を登る。鉄階段が途中で露出していてアイゼンの歯が噛むことがありましたが、階段地獄になる夏よりも、この尾根は冬の方が平らかになり歩きやすい。
中岳に向かう「文三郎尾根分岐」まで上がると、とたんに強風が吹きつける。
ここでしっかりバラクラバとゴーグルを装着する。

山頂では富士山もくっきりと見え、雪煙のあがる阿弥陀岳が美しい。

たった一泊のためにしんどい荷物しょってきたけど、来て良かったと実感。


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南沢ルートの樹林帯

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奥の阿弥陀岳がかっこいい
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樹氷から差し込む光が美しい
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富士山が見えました!
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盛況の行者小屋

●八ヶ岳山荘 初めて利用しましたが、とても居心地がいいですね。 入り口正面は食堂、左手に焙煎珈琲と自炊場所。食堂閉店後は、食堂と自炊室の中央にシャッターを下ろします。自炊室側にはビールの自販機、トイレがあり、仮眠室の人間は自由に使えます。 宿泊施設側には2階に暖炉と談話室と寝室が並びます。 食堂の「山賊焼き」はボリュームたっぷり! お隣でグラスワインを頼んだ方が、ワイン一本提供されたと言って一緒に飲みませんかと誘ってくれました。 湯のみで頂きました。ありがたや~~。 年末でご主人も気が大きくなっていたのかも?ご主人の御友人もこられていて、焼き肉していました。 下山後に緊張が一気にほどけ、楽しい夜は更けていきました。

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八ヶ岳山荘
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二階の談話室

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一階の食堂と奥に自炊室
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登山家・志水哲也さんの動画作品上映会&番組【アドベンチャー魂】のトークショー [△登山関係のイベント]

●19時~21時 モンベル渋谷店

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登山家で冒険家の志水哲也さんの動画作品集の試写会と、同じく冒険家の田中幹也さんとTBSの番組【アドベンチャー魂】の椎葉ディレクターのトークショーに行きました。
そこに、12/6放送の番組に出演しているクライマーの山岸さんも駆けつけ。
確か田中幹也さんの後輩だから、と仰っていた気がします(逆だったらすみません)。

①前半
春夏秋冬の剣岳、登山道や登攀ルートから外れた場所からの空撮もあり、じっくり堪能できる。
志水さんは「剣というよりも地球を撮っている」と語っていました。
余計な音のない静かな映像が流れる時間は、ヒーリングタイムのよう。
頭を空っぽにしただただ美しい映像に身を任せる。なぜか涙がじわ~と滲みでてきました。
珍しい雷鳥同士の喧嘩や、交尾の写真もありました。

音楽を編集した方が紹介されました。
フリー素材でBGMを探したが、なかなか映像に合う(長さの?)音楽が見つからず、苦労したとのこと。

志水さんは「剣大滝が上れなかったから登山家をやめて、写真家に転向した。動画は次の宮之浦岳を出して終わりにし、写真に戻ろうと思う。ドローン撮影二年目までは、機体のキャッチに失敗しあばら骨を折ったりした。(動画も写真も)両方やればいいじゃないかと言われるが、自分は何かを始めるときは何かを辞めてから挑む」と仰っていました。

●後半

椎葉さん、田中さんが登場。幹也さんは志水さんの写真のコピーを20部ほど持参(笑)。
トークショー後に先着順でご自由にどうぞ、と(終了後にいただきました)。
そこで志水さんがその写真の切り抜きのことに触れて「普通は持ち歩かない」といったら山岸さんが「幹也さんに写真を持ち歩いてもらえたら、それは最高ですよ~」と。それをうけて志水さんは「(幹也が)そんなことを思ってもいないのに、よく美談としてまとめたな~」とただのネタを美談にしたと疑問視(笑)。

志水さんの話で記憶に残ったのは、「撤退する勇気という言葉が一人歩きした時期があった。そこに違和感があった。挑戦する勇気がないだけじゃないか、と思ったこともある」という内容。失敗の言い訳を、そういう言葉で誤魔化したくないという気持ちが伝わってきた。

そういえば志水さんも田中さんも写真が苦手なんですよね。志水さんはサインも撮影もしてくれましたが、「カメラを向けられると笑えないんです。でも怒っているわけではないです」と仰っていました。田中さんに限っては両方しない主義。
記録や数字にならない冒険も危険な場所もたくさんある。

記録や数字に残る挑戦は、わかりやすいし、賞賛されやすい。

そういった主流にのらず自分軸の挑戦を続けてきた人たちだから、写真やサインを求められると「承認欲求」目的で冒険していると思われたくない、という抵抗が働いてしまうのかもしれない。
幹也さんが持ってきた、志水さんの写真のコピーをみて思った。圧倒的な孤独を楽しみつつも、その孤独が耐えられない瞬間に支えにできる思い出なんだろうなと。その思い出を共有できる人がいるって、羨ましい。

〈トークショー他メモ〉
・椎葉さんの質問→「幹也さんのSNSで頻繁に登場する、さんこんさんって誰?」
幹也さん「じゃあ次の番組で呼ぼう」
・幹也さんの粉々ポテトチップスはうまい。アド魂メンバーの東野さんも含めて真似をしたら定番になった。 幹也さん「志水の登山は執念というか演歌の匂いがする」
椎葉さん「そういえば西沢渓谷で登れなかった沢を何度も挑戦してましたよね。あのとき、東野さんに大丈夫ですか?って言われて怒ってませんでした?」
志水さん「めちゃくちゃむかついてた(自分に)、ガイドしててお客さんに大丈夫?と聞くことはあっても、言われることはないから」
・妙義山の回、幹也さんの連合赤軍のくだりはカットしたくなくて、テレビ局と揉めた。

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