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桜を求めて奥高尾へ~高尾山から陣馬山へ [▼関東近郊の山]

【平日の小屋情報
小仏城山、景信山、陣馬山で各一軒営業。いずれも水場なし。売店のペットボトルは豊富。一丁平のトイレ前に水場あり。しかしそのまま飲めるは不明。
※この日は㈮でした。

【歴史
・陣馬山…名前の由来は、北条氏の滝山城を攻めた武田氏が陣を張った「陣場」説、カヤ刈場であったことから「茅(チガヤ)場」から音が変化したとの説、馬の陣を張ったことから「陣馬」の文字が使われた説あり。 1960年代に京王電鉄が、観光誘致のため白馬の像を建てた。
・矢の音…かつて戦があった際に、この山から鏑矢で合図したとか、矢が飛び交った音が聞こえたからなどといわれている。
・興瀬神社…「よせのごんげんさま」と呼ばれ、新編相模国風土記等によると享禄(一五二八 ~一五三二年、室町時代)創建とのこと。この里にヤヨ・キヨという二人がおり、相模川で網を打つとご神体がかかったため、祠に祀る。そのとき村里に悪疫が流行したため、村里の下に祀ったことによる祟りではないかと推測し、現在の清浄な場所に移動させ奉ったとのこと。祭神は日本武尊で「興瀬大権現」として称される。

桜を求めて日帰りハイク、稲荷山コースから入りましたが、3年前とは違って東屋の屋根がなくそして木道が元々ある階段の上に新設されており、びっくり。
高尾山の見晴らし台では丁度桜と富士山がばっちり。
いつも重装備なので、トレランもどきのようなことをしたいと軽装できたものの、ビールを担いでしまったので走れないことが判明。ということで、いつも通りのスローペース縦走。
一丁平では桜が満開だったので、小仏城山に期待して向かったものの、なぜか一輪も咲いておらず!
散ったのか未開なのか、私のマナコではわかりません。ただ、小仏城山手前のお花畑は水仙とつつじが咲き乱れ、一見の価値あり。
富士山が見えていたので、小仏の芝生でお昼ご飯。花見をする予定だったのに~、一丁平でお昼にすればよかったと思いつつも、芝生でごろ寝もなかなかの気持ちよさ。おにぎりとお味噌汁、そして富士山を眺めながらのビールは最高です。

景信山は通り過ぎ、眺望は最高でした。売店のわんちゃんは不在。
陣馬山に着いたときは富士山はガスってもう見えず。
二回目の休憩は珈琲とお菓子屋さんの「YATSUDOKI」のオレンジスコーン!
でも足りなくなって、結局ラーメンを追加して食べました。そしてまたビールを飲み飲み、まったりと。

明王峠まで戻り相模湖へ下山。興瀬神社から国道までの参道の桜は少し散り始めていました。小仏城山で花見をしようと思った計画は少し狂いましたが、最初と最後に満開状態の桜が眺められて良かったです。

余談ですが、平日の高尾山は客層が違っておもしろい。色付きグラサン、ハードなアクセサリーをつけた夜の住人?らしき方々がチラホラ。出社前の散歩みたいな人もいました。

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屋根がなくなった
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新設の階段
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高尾山の展望台より

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やまざくら
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小仏城山の芝生
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新しい天狗の像
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景信山
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ムカデソウ?
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平日は貸し切りの風情
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矢の音山頂
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孫山は一応ベンチありました
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●タカオネ
・中庭は予約不可。レストランは予約可能。
最後は疲れた体にむち打って、高尾山口まで戻りタカオネで焚き火&再びのビール。
高尾のクラフトビールは旨い(けどプラコップじゃなくてグラスだったら尚嬉しい)。
焚き火ができる中庭では「テイクアウトメニュー」の数種類しか食べ物をオーダーできませんが、まあしょうがない。お腹にたまるメニューはないので、レストランか別の場所で腹ごしらえしてからがよいでしょう。
厚切りベーコンとトウモロコシが、直火ならではですね。できればジャガイモ置いてほしい…。
のん兵衛にはマシュマロは不要!(笑)

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2022年3月▲冬の谷川岳&天神平スキー [谷川岳(群馬)]

【装備】
・10本づめアイゼン
・ピッケル
・ゴーグル
・つばつきニットキャップ
・(上)長袖スリーブT、ソフトシェル、雨具、予備にフリース
・(下)モンベルジオラインタイツ、ノースフェイストレッキングパンツ、雨具

すっきり晴天とまではいかず。薄曇りの水墨画のような谷川岳。 写真で見るとかなりうすら寒い天候にみえますが、実は暑くてかないませんでした。 山頂の気温は三度近くあり(自分の温度計)、微風。写真では取り損ねましたが太陽はかなりの頻度で顔を出す。 春の陽気なので、汗だくになりました。 初めて天神平から登山しましたが、雪があるとはいえかなり急斜面もあり、雪も緩んでいたので登りにくい個所がありました。重い板を背負ったバックカントリースキーヤ―の人も、他の山に比べればたくさんいました。 途中、熊穴沢避難小屋はすっぽり雪に埋まっていました。3月ですが積雪量は屋根の上1mほど。 中を確認している人がいましたが、当然ながら小屋の中は真っ暗だとか。 秋に訪れたときはガスっていたので、山頂からの眺めを楽しめて満足。

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オキの耳
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熊沢穴避難小屋の入り口
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●天神平スキー場

http://www.tanigawadake-rw.com/gelande/

ロープウェイで谷川岳ベースプラザまで下りないとレンタルができない。しかしスキー場は天神平駅にあがるしかない。
トイレが天神平駅にない。しかしレストラン「ビューテラスてんじん内のトイレは使用できるようでした(他の登山客談)。
ベースプラザのコインロッカーは100・200・300・500円と、その大きさによりバリエーション豊か。500円のロッカーに、60リットルのザックを入れましたが、ヒップベルトをきちんと畳めば横向きに入りました。ロープウェイ乗り場に向かう踊り場にもコインロッカーが存在。
ベースプラザには缶ビールの自販機もある。
・ロープウェイのチケット売り場で登山だと告げると、登山用の往復券を買わされる。「リフト+ロープウェイの一日券」は、スキー利用と告げないと販売してくれない。※この日は改めて、午後券(3000円)を買いました。
・田代沢コースは閉鎖されていました。

スキー客はほとんどいませんでした。10組ぐらい?
圧雪していないのと暖かくなって雪がゆるんだことで、スノボの人が深く切り込んだエッジがぼこぼこしてて何度もスキー板がはまりました。
ということで、スキー初心者にとってはかなり滑りにくいスキー場でしたですが、本物の山スキーに近い体験ができたのかもしれません。
しかし雪質が柔らかいので転んでも痛くないという利点もあります。
苗場やノルン水上などに挟まれ流行ってないですが、ちょっと勿体ない気もします。

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2022年3月▲入笠山スノーハイク&スキー [▲長野県の山]

【アクセス】
JR富士見駅・・・富士見パノラマリゾート送迎バス 往路9:00、10:00、復路15:00、17:00


●入笠山でスノーハイク(午前)

富士見駅から無料送迎バスに乗り、ゴンドラにのって、登山口へ。 休日だからか賑わっており、チケット売場で10分、ゴンドラで30分待ちました。 上についてからもアイゼンの準備などで、登り始めるまでに意外と時間がかかりました。
山頂駅には1階が少し手狭な休憩室とトイレ、2階はレストラン「スピカ」。

トレッキングの人が多いものの、雪がふかふかで踏み抜きも多々あったので、アイゼンよりもスノーシューのほうが便利かも。
しかし山頂直下は急斜面なので、スノーシューを脱ぐ人もいました。 山頂だけ強風(ヤマテン情報)、風速10メートルぐらいでした。あとは樹林帯なので穏やか。 広い湿原でのんびり、ソリ遊びやスキー練習している子供がいて、穏やかな空気に包まれていました。
また、樹林帯ではサルオガセの群落がありました。入笠名物なのでしょうか?

山頂のレストラン「スピカ」さんにはお腹にたまる系のがっつりメニューが揃ってます。
昼過ぎなのに、限定ビーフシチューがまだ残っており、頂くことができました。分厚く四角いお肉は噛むとホロホロ、 甘さよりしょっばさが際だつお味でした。

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雪が溶けると木道と湿原です
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●富士見パノラマリゾートでスキー(午後)

https://www.fujimipanorama.com/snow/

午後はスキー。レンタルするためにゴンドラで下山、ゴンドラ内でスパッツを脱ぎ、レインウェアに着替えます。
急いでサロモンセンターに訪れるも、フィッティング中に暑くて大汗。
汗を引かせるために休憩し、時間ロス。 結局どちらも楽しもうとして、常に時間に追われてしまうはめになってしまいました。
こちらの初心者コースはきれいに圧雪されていて、とても滑りやすいです。

リフトの乗り場に向けて裾野が広がっているので、衝突する危険性も少なく感じました。
また、ゲレンデの裾にワゴン車でのフード販売が充実していて、クレープなど靴を緩めなくても手軽に買えるのが便利。余談ですが外のチケット売り場の休憩ベンチ前にも、焼き鳥屋などワゴン販売していました。

富士見駅の前はコンビニはありません。
駅そばは8時に到着時も、17時の送迎バスで到着時も営業時間外でした。
通りの裏手に行くと店があるようですが、営業時間は17時以降は期待しないほうがいいかもしれないですね。

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山頂駅にはアイスクライミング体験ができるスノーキャンディも

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