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2024年3月・谷川岳~残雪期の西黒尾根 [谷川岳(群馬)]

●行動時間
4:30 登山開始
9:00 オキの耳・トマの耳登頂
12:30~ 雪洞を作る練習
14:30 天神平ロープウェイ到着

●西黒尾根の状態
・登山口から30メートルほど雪なし、土岩露出した状態。
・終始トレポのみでピッケルは使用しなかった。

●ウェア
(上)ロングスリーブ、ソフトシェル、降雨時はハードシェル 
(下)ノースフェイス アルパインライトパンツ、モンベル ライトアルパインパンツ

天気予報があてにならなかった3月の山天気。
毎週末狙っていたけれど天気に不安があった唐松岳や乗鞍は、この時も爆風でメリーポピンズになりそうだったことと、白毛門から巻機山の冬季ルートも、三寒四温で雪の腐り具合に不安があった。
ということで近くてイイ山、谷川岳へ。

ヤマテンは午前中は晴れ時々曇り。湿った空気が入り込むが崩れは小さそうという予報。
だがしかし! ほぼ西黒を登っている間、やや強風に加え、霧が立ちこめまさかの雨。
ハードシェルの一部が凍るほどの冷たい北風が吹きすさぶ。
雪付きの西黒の景色を見たかったのに、肝心のメインがずっとガスガスって、なにかの精神修行か。
両側切れ落ちた痩せ尾根も、鎖場も高度感ゼロ…。途中あまりの絶望感に心は「無」となる。

しかし天は我々を見放さなかったのか、まさかの山頂で強風が霧をとばし、オキトマの全容を現われた!
ついでに私のキャップも飛んでいった(フードかぶってたのに)!

強風のことも忘れ、山頂付近で40分近く景色を楽しむ。下山時は日がでて暑く、雪緩みまくりでした。天神尾根、ロープウェーへの最後の下りは、尻セード跡多し。
尻セードは楽しいが、緩んだ雪が入り込んで、乾いたウェアが内側から濡れるという発見があった。
すったもんだしたものの晴れたので、結果的に行ってよかった。

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登頂時はガスガス
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2022年3月▲冬の谷川岳&天神平スキー [谷川岳(群馬)]

【装備】
・10本づめアイゼン
・ピッケル
・ゴーグル
・つばつきニットキャップ
・(上)長袖スリーブT、ソフトシェル、雨具、予備にフリース
・(下)モンベルジオラインタイツ、ノースフェイストレッキングパンツ、雨具

すっきり晴天とまではいかず。薄曇りの水墨画のような谷川岳。 写真で見るとかなりうすら寒い天候にみえますが、実は暑くてかないませんでした。 山頂の気温は三度近くあり(自分の温度計)、微風。写真では取り損ねましたが太陽はかなりの頻度で顔を出す。 春の陽気なので、汗だくになりました。 初めて天神平から登山しましたが、雪があるとはいえかなり急斜面もあり、雪も緩んでいたので登りにくい個所がありました。重い板を背負ったバックカントリースキーヤ―の人も、他の山に比べればたくさんいました。 途中、熊穴沢避難小屋はすっぽり雪に埋まっていました。3月ですが積雪量は屋根の上1mほど。 中を確認している人がいましたが、当然ながら小屋の中は真っ暗だとか。 秋に訪れたときはガスっていたので、山頂からの眺めを楽しめて満足。

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オキの耳
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熊沢穴避難小屋の入り口
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●天神平スキー場

http://www.tanigawadake-rw.com/gelande/

ロープウェイで谷川岳ベースプラザまで下りないとレンタルができない。しかしスキー場は天神平駅にあがるしかない。
トイレが天神平駅にない。しかしレストラン「ビューテラスてんじん内のトイレは使用できるようでした(他の登山客談)。
ベースプラザのコインロッカーは100・200・300・500円と、その大きさによりバリエーション豊か。500円のロッカーに、60リットルのザックを入れましたが、ヒップベルトをきちんと畳めば横向きに入りました。ロープウェイ乗り場に向かう踊り場にもコインロッカーが存在。
ベースプラザには缶ビールの自販機もある。
・ロープウェイのチケット売り場で登山だと告げると、登山用の往復券を買わされる。「リフト+ロープウェイの一日券」は、スキー利用と告げないと販売してくれない。※この日は改めて、午後券(3000円)を買いました。
・田代沢コースは閉鎖されていました。

スキー客はほとんどいませんでした。10組ぐらい?
圧雪していないのと暖かくなって雪がゆるんだことで、スノボの人が深く切り込んだエッジがぼこぼこしてて何度もスキー板がはまりました。
ということで、スキー初心者にとってはかなり滑りにくいスキー場でしたですが、本物の山スキーに近い体験ができたのかもしれません。
しかし雪質が柔らかいので転んでも痛くないという利点もあります。
苗場やノルン水上などに挟まれ流行ってないですが、ちょっと勿体ない気もします。

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2021年10月初旬▲谷川岳~主脈縦走 [谷川岳(群馬)]

【使用衣類・寝具】
・行動中…雨具、ロングスリーブTシャツ、トレッキングパンツ(ロング)、キャップ
・停滞中…ダウンパンツ&薄手のダウンジャケット、ネックウォーマーをヘアバンド代わりに。
【行程】
1日目…土合駅~西黒尾根~肩の小屋
2日目…肩の小屋~万太郎山~仙ノ倉山~平標山~火打峠

■1日目
初の谷川岳。駐車場へ前乗りし、明け方に出発。
初日は霧雨。ガスの中からちらちらと見える紅葉を楽しむ。西黒尾根はガレ他場所があるので落石だけ気をつければ問題ない。赤茶けた土や岩が特徴的。
期待するも、オキの耳とトマの耳の双耳峰はガスっていました。この季節なのに小さな虫がたくさん舞っている。
予定ではできれば平標まで行く予定だったが、かなり雨脚が強くなってきたので、肩の小屋に素泊まりすることにした。ヤマテンと気象庁の予報では翌日午前中好天。
※過去の使用例と違い、肩の小屋では食堂でガスバーナーの使用ができず、外の狭い&寒い自炊コーナーでしか火を使えなかったのが凄く不便でした。

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