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黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳/テント泊縦走① [▲山梨県の山]

【行程】
1日目)JR韮崎→黒戸尾根→七丈小屋でテント泊
2日目)甲斐駒ヶ岳~北沢峠△長衛小屋でテント泊
3日目)仙丈ケ岳ピストン→林道バス経由でJR伊那北駅へ

●一日目

まずは念願の黒戸尾根へ! 韮崎駅からバスで「下教来石」行の「道の駅はくしゅう」で下車。
そこから田園風景の中を、登山口まで徒歩1時間。
お参りを済ませ、七丈小屋まで6.5時間。 聞きしに勝る長さですが、霧が出て暑さがそれほど苦にならず、また修験道の色濃く残る登山道は趣がたっぷりあり、飽きませんでした。
この日は平日だったため四人ほどしかすれ違わず、静かな山行となり自分のペースで歩けたことも、幸いしたのかもしれません。事前に受けていたイメージよりも、垂直梯子や戸渡りの高度感はありませんでした。

※メモ
・甲斐駒ヶ岳の神社御朱印は、賽銭箱にジッパー付きビニール袋にぶら下がっており、そこにお金を入れて一枚頂くシステムです。
七丈小屋…テンバと小屋&トイレが五分ほど離れ、急坂&梯子があり缶ビールなどの買い出しがつらい。缶ごみは外にゴミ箱があり。バケツで冷やしたコーラが外にあり、近くの小銭投入箱に料金を入れるシステム。トイレは母屋と離れ、第二小屋の方にあります。まあまあきれい。

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こちらには人がいます
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かつての売店&受付
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鳳凰三山のオベリスクが見えました!

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2023年6月中旬/八海山~大崎口(1合目)から八つ峰 [▲新潟の山]

【行程】
登山口が大崎里宮登山口、鈍行+徒歩
①22:01 五日市駅に到着

②22:15‐23:35 五日町駅から大崎里宮まで徒歩80分
③23:35‐00:53 里宮→大崎登山口→霊泉小屋

~3時間休憩・仮眠~
④05:15 八海山展望台到着

⑤08:00 千本檜小屋到着
⑥10:00 入道岳登頂
⑦13:30 ロープウェイ到着(片道一人:1600円)
⑧13:40 ロープウェイ乗車
~乗車時間5分~
⑨14:00‐14:20 タクシー(現金:3430円)で魚沼の里へ

⑩14:30‐16:20 魚沼の里で遊ぶ

⑪16:20‐17:10 JR五日町駅

【食料】

●水…ウォーターキャリーJ1.5リットル+ポカリ1.5リットル、A1リットル、ペットボトル…ポカリ×3、お茶1
●食べ物…ラーメン2、ゆで卵2、まるごとトマト2、おにぎり4
(予備)アルファ米赤飯、五目飯、炭火焼き鳥パウチ

●行動食…柿ピー小袋2、カシューナッツ小袋1、井村屋の羊羹4、カントリーマーム8

 


自分の住んでる地域からだと、新幹線使っても鈍行でもバス+ロープウェイで登山開始が10:00だしなぁ、ロープウェイ下り最終便16:30まで時間がギリで、慌ただしいなぁ…。

という理由で、ずっと後回しにしていた八海山。

ならば終電で行って、里宮まで歩いて一合目から登ればいいじゃない?と魔が差して(笑)、またカモシカ山行をトライ。

 ※備考

・里宮ではイタチの糞多し。またコウガイビルを二匹みかけましたが、ヒルではありません。

・霊泉小屋の近くの湧水はじゃばじゃば出てますが、周りが水浸しで汲むのを断念。(霊泉小屋はトイレあり、前後逆の和式ぼっとん、紙なし)。

 ・ロープウェイの自販機は建物内にあり。営業時間外だと買えず。

 ・千本檜、営業してませんでした。トイレは使えますが、紙はありませんでした(開山後は営業してるかも?)。

 ・シュラフを使わなくても、ソフトシェルをはおるだけで寝れた(少し震える)。


里宮は修験道の色濃く、滝行の場、苔むした社、夜中に到着というのもあって、かなり神聖な気持ちになりました。夜中はヒーヒーという甲高い獣?鳥?の鳴き声がずっと聞こえていました。霊泉小屋からは眺望よく、田畑広がる町の様子が見えます。

また、銀竜草、アオノツガザクラの群生が楽しめ、ツツジも少し残ってます。

私は銀竜草をこんなに見たのは初めてです。

ロープウェイは雲海特別便が7:30なので、八峰すべての鎖場に朝一番で到達!静かに自分のペースで歩くことができました。 でもまぁとにかく暑い! 水4リットル全部飲み干しました。


誤算なのはロープウェイの自販機が外じゃなくて中だったこと…これをあてにしていたら、水が足りないところだった。

虫が多い! ぶゆ?ぬかか?アームカバー+手袋+長ズボンで体は完璧ガードしてたけど、全部顔にやってきました(笑)。あとメマトイが異常に多い。岩にとりついてるときに目に止まるのは勘弁。虻はみませんでした。


でもまあ上には上があるもので、入道では中之岳からきたという猛者が…。この方は大崎口まで下山、車をピックアップして自分の登った登山口に置いた自転車を回収して帰るとのこと。群馬県出身。


ロープウェイ組が多そうなので、渋滞避けるため復路は巻き道を使いましたが、こちら草つきのトラバースが多く、雪が残ってると厄介そう。 安全地帯に雪渓残ってるので、雪を掴んで首を冷やしたりできてありがたい。
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女人堂手前の急登。女人堂がちらりと見えます
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千本檜小屋と地蔵岳をのぞむ
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地蔵尊が魚沼の地を見守ります
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入道岳
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入道岳より、越後駒ケ岳と中之岳(右)をのぞむ

●この日は㈰だったので、千本檜から八つ峰へ渋滞が起きそうなので巻き道を下ります。
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最初はやぶに隠れた梯子をくだります
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雪渓が残っています
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千本檜小屋に近づく終盤、奇岩の全景がみえます

続き>>魚沼の里


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2023年6月上旬)乾徳山→黒金山→道満山へ縦走 [▼関東近郊の山]

【行程】
徳和→乾徳山→黒金山→大平→道満山→徳和→カフェ「peat&momo」へ
・バス/塩山駅発西沢渓谷行き・塩山駅南口発(670円)(32 分)
8:30 塩山駅
9:02 乾徳山入り口
9:30 出発
18:00 peat&momoに到着

【食べ物(2人分)】
飲み物4リットル(ミツヤ100%グレープ、コーラ×1、ポカリ500×2、お茶、水2リットル)、カレーピラフ×2、ゆで卵×2

【行動食】
ようかん2、柿ピーボトル(およそ3パック)※余り…エナジージェル、カントリーマーム8、水500
※トイレ ・徳和の乾徳山登山口女子トイレ…ドア建て付け悪し。慎重に。紙あり。
・高原ヒュッテ…使用可
※タクシー:塩山→徳和4400円、四人なら割って1100円バス代と同額。

【乾徳山の歴史】
鎌倉時代から室町時代にかけての高僧で、恵林寺の開祖として有名な夢窓国師が、この山で修業し悟りを開いたと伝えられており、「乾徳」は「君主の示す徳」、また峡東地区の北西「乾」の方角であることから名付けられたと言われています。

初めての乾徳山。日帰りしか選択肢がなく、雪山も高山も微妙なときに行く山のストック。これから梅雨に入るしこの日の前日も大雨だったので、大菩薩行きの人も含めて塩山駅はそれなりに混んでました。乾徳山行きはバス二台出ました。
※余談ですが大量に降りてくる登山客の波にのまれ、改札に入れず困っていた全盲の方を誘導。盲導犬が「助かりました」とでもいうように、足にまとわりついてきていじらしかった。可愛かった…

昨日の雨量で、下の樹林帯は川の状態になった道がいくつかありましたが、徒渉というレベルではなく。この山は樹林帯、草原、岩場…ギュッと面白さが詰まった山ですね。鎖場の感覚を取り戻すいい練習になりました。修験道の跡もそこここに残っています。

乾徳山の山頂を過ぎ、笠盛山から黒金山はうって変わって苔の森に変容します。
この行程では誰にも会わず、相方と山を独占しました。ホウホウという鳥の鳴き声がしばらく背中を追いかけてきました。 黒金山頂から青笹への道は読んで字の如く、笹が多く島枯れ現象なのか倒木が多い。
この辺の植生が醸し出す雰囲気が甲武信から下る雁坂峠に似ている。
下山路はツツジやシャクナゲが咲いている箇所もあり、目にあでやか。1時間、黒金山登山口(駐車場)方面へひたすら下ります。道は笹薮が多く難しくはありません。
一端下山し、黒金山駐車場に出ると、ここからは半ば荒れ果てた林道を40分近く歩きます。法面が放置されロープで固定しきれていない岩や土がせり出しており、地滑りがいつ起きても不思議ではない状態。

ここを40分近く歩くと、高圧電線で囲われた大平牧場跡。牧場に設置された太陽光パネルを脇に見ながら、「乾徳山登山口」の大きな看板より少し先の「道満尾根入り口」から再び登山道に入り、徳和集落へ戻りました(
「乾徳山登山口」から入ると、国師ケ原に戻ってしまいます)。

道満尾根はなだらかで歩きやすく、レンゲツツジの群生が見れました。徳和集落近くなると、少し薄暗い森と土泥の急斜面になります。雨の日はぬかるむでしょう。植生がころころ変わって面白い山旅でした。
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川状態
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苔スポットライト
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高原ヒュッテ
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月見岩
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国師が原付近からの眺望
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黒金山方面をのぞむ

続き〉〉黒金山~道満尾根へ


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