2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・5日目 [北アルプス(長野・富山)]
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養
〈食事〉★購入
朝…ジェノベーゼパスタ、コンソメ+ドライトマト、サザ珈琲
昼…★安曇野飲むヨーグルト、★上高地コロッケ、★アップルパイ、★ビール
夜…★もめん豆腐、(炭火焼き鳥丼)、赤飯2、★生卵、炭火焼き鳥1、★豚汁、Aなめこ汁
●日記小梨平で一泊。朝は川沿いのベンチで西穂高~奥穂高を眺めながらパスタを茹でて岩塩やハーブやニンニクを使い、本格的な味付けに。
その後、上高地を穂高橋まで散策したり、ビジターセンターをのぞいたりとのんびり過ごす。ど平日の河童橋は午前中は人がおらず静か。個人的には岳沢湿原は上高地にきたなら、絶対行かないと勿体ないと思う。時が止まったような場所。岳沢を散策してかっぱ橋に戻ったら、サルの一団がやってきました。ボス猿なのだろうか。まるで見回りのよう。
ちなみに小梨平キャンプ場の売店は、塩やしょうゆなどの調味料が弁当についているような使い切りの小さなものがたくさんばら売りしていて、さすが山行やテント泊する登山者の欲しているものを理解していて気が利く~!と感動。トマトやナスやキュウリ、鶏卵もばら売りがあり嬉しい限り。
2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・4日目 [北アルプス(長野・富山)]
①新穂高から入山→右俣谷を通り槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養
〈食事〉★購入
朝・昼…★朴葉寿司
夜…赤飯2、味噌汁2
◎岳沢小屋※槍ヶ岳山荘グループ
https://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/
・テント予約不要、30張/1人2000円。
・ランチタイム(10:30~13:00 コーヒー紅茶などの飲み物は朝から夕まで)
・水…岳沢小屋の水がご利用頂けます。
・携帯電話はNTTドコモ・AU・ソフトバンクが通話可能。
・昼食(10:30~13:30)まで営業しております。
朝すっきりと晴れ、白山が遠くに見えました。石川県出身の近くのテントの人とお喋り。
いざ出発しようとするとヘリが到着するというので、テントが飛ばないよう抑えてくださいと山小屋の方に言われるも、全く問題なかった。ヘリが何往復もきたので、少々出発が遅れる。
奥穂高の前でジャンダルムを眺めながら、昨日買った朴葉寿司で早速、昼めし。
この日は吊り尾根から涸沢がくっきり見えました。
前穂高についたらガスってしまい、山頂で20分粘るも晴れず。せっかくピストンしてきたのに~~。
前穂高から上高地の岳沢湿原にくだる重太郎新道は樹林帯の上に急勾配で、暑い上に気を抜けない、展望もあまりないという、三重苦。雷鳥広場でも雷鳥が現れず、ちょっと残念。
岳沢小屋でバナナスムージーを楽しみにしていたけれど、13時半だったので提供は終了していた。
毎回思うのだが、小屋の昼営業に間に合う&タイミングよく到着するのはかなり厳しくないか?
岳沢湿原についたときは15時近かったので、小梨平の風呂営業16時に間に合うために、ろくに眺めもせずダッシュ。時間に追われたのにあまり報われない一日となりました。
ご来光を迎える
ヘリの荷揚げ。パイロットが手を振ってくれました
奥穂高岳とガスに包まれるジャンダルム
重太郎新道より、岳沢小屋
小梨平キャンプ場
2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・3日目 [北アルプス(長野・富山)]
①新穂高から入山→槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養
〈食事〉★購入
朝…醤油ラーメン2、卵2/ポテトサラダ(半分)、ミニトマト
昼…北穂高山荘で珈琲&カステーラ、(相方)★牛丼、(私)★中華丼
夜…甘酢肉団子、赤飯、味噌汁、ビール、(私)ハンガーノックで何も食べず
◎穂高岳山荘
https://www.hotakadakesanso.com/stay/tent
・当面の間テント泊の予約は不要、約40張/1人2000円、トイレ料金および自炊用水の料金含む。
・水場…玄関横と喫茶売店カウンター。料金はテント泊料金に含まれています。常時利用可(山荘内常夜灯あり)。雪解け水。
・トイレ…山荘裏手にある外来トイレ。
・ テント泊お弁当(1,200円)、夕食(折詰テイクアウト形式/2,800円)利用可。受付時にお申し出ください(当日16時までの受付)。
・喫茶・売店…日出時間頃~19時30分。お菓子・行動食・おみやげ・飲み物・アルコール類・ミネラルウォーター500mlペットボトル。
●日記
いよいよ大キレットにアタックの日。大キレットは、長谷川ピーク後の鎖のトラバースだけ足が届かず、少し怖かった。それ以外は、丁寧に歩けばまあ大丈夫ということがわかった。
飛騨泣きは若干足が届かない箇所もあり少し腕をつかいました。だけども高度感による恐怖は感じなかった。
元々高所は苦手だったのに慣れというのは不思議なものです。
「よけいな景色を見ない」コツを覚えただけかもしれない。
北穂山荘では、昼食の15分前に到着。先に珈琲を注文し、自分の持ってきたカステラと一緒に11時を待つ。
そこで、人生の山行で一番景色がいいと思うのがここ、という連泊の親父さんと出会う。
親父さんと一緒に談笑しながら昼食にするが、一瞬晴れ間が見えたがすぐにガス。体も冷えてきたし、涸沢岳が待っているので泣く泣くお別れ。ついでに生理になってしまい、最悪のコンディション。
ここから先はずっと霧が出ていたので写真も記憶も少ないが、途中ソロの女性と男性と道中一緒になり、お喋りしながら歩いたので疲れはやわらいだ。
…といいつつ、小屋に着いてテントを張ったら眠気に勝てず、食事もとらず就寝。相方が件(くだん)のソロの二人と酒を飲み、小屋で朴葉寿司弁当を購入してテントに戻ってきたが、かなり疲れていたので明日の楽しみにして、寝る。ちなみに穂高岳山荘のテント場は、場所を取ってからその番号を申告して受付するスタイル。
獅子が鼻
大キレットをのぞむ
長谷川ピークを振り返る
飛騨泣き
北穂高小屋の中華丼
一瞬晴れ間が
2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・2日目 [北アルプス(長野・富山)]
①新穂高から入山→槍ヶ岳山荘
②槍ヶ岳山頂ピストン、休憩後→南岳
③南岳~大キレット~北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘
④奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)~重太郎新道~小梨平
⑤上高地で休養
⑥焼岳→西穂山荘
⑦西穂山荘~ジャンダルム~奥穂高岳(二回目)→穂高岳山荘(二回目)
⑧穂高岳山荘~涸沢~小梨平
⑨上高地で休養
〈食事〉★購入
※二人とも頭痛
朝…(私)ガパオ残り、ハンバーグ、ゆで卵、(相方)味噌ラーメン、卵、ポテトサラダ半分、ミニトマト
槍ヶ岳後…(私)カステーラ、珈琲、(相方)★ビール、柿ピー
昼…★南岳の豚汁ミニ2
夜…ガパオ、ハンバーグ、ミニトマト、ポテトサラダ(半分)、コンソメ半分
◎南岳小屋 ※槍ヶ岳山荘グループ
・テント泊予約必要なし、50張(最盛期80張・2020年)、一人
・水…天水1ℓ100円。ミネラルウォーター 500ミリℓ/400円
・トイレ…信州側別棟に2ヵ所
・軽食※玄関ホールや外テーブルで飲食可
10:30~13:30…カレーライス、ハヤシライス、ラーメン、ちゃんぽん、パスタなど
6:00~16:00…豚汁定食のみ(モーニングタイム〈6:00~10:00〉は、お得な1000円/ランチタイム〈10:30~16:00〉は1800円)
・ハンバーグプレートボックス…受付15時まで(電話予約可)、引き渡し17:30、2000円。
●日記
高度を一気にあげすぎたか頭痛が止まらず、前日の夜、お湯で戻してしまったガパオリゾッタをなんとか胃に収め、素晴らしい朝日と暖かい陽光を背に、槍ヶ岳を登頂。
槍は二回目なのと、鎖場や岩場歩きの経験値を積んだため、スムーズに登れた。
テント場に戻り片づけるまでの間、昼間からビールを飲みながらしばし槍ヶ岳を眺めていた。
北穂高山荘のテント場の利用は(小屋と遠いので)回避したかったので、この日は南岳で終了。晴天の稜線歩きは最高だった。 緩やかに見えるが、中岳の登りは割と急斜面。南岳で名物豚汁を食べていると、16時ごろには霧が立ち込める。早々に就寝する。
2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・1日目 [北アルプス(長野・富山)]
〈食事〉
朝…鯖サンド2、おにぎり1、卵サンド
昼…おにぎり2、味噌汁2
夜…ハンバーグ、ポテトサラダ半分、ミニトマト、ガパオ、味噌汁
◎槍ヶ岳山荘に宿泊
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/
※槍ヶ岳山荘グループ(槍ヶ岳山荘・槍沢ロッジ・南岳小屋・大天井ヒュッテ・岳沢小屋)
・テント泊予約必要なし、39張/一人2,000円、テント場所指定されるはずが、この日は空いていたため、好きな場所をとってから山小屋に申告。
・水…1ℓ 200円
・充電…テント泊・通過の方:30分100円
・軽食…10時半頃から14時半ごろまで(カレーライス・ラーメン、焼き立てパン、槍クッキー、ガトーショコラ、フルーツのパウンドケーキ、数量限定瓶入れプリン)
・食堂…18:30ごろまで(おでんなど)
●日記
バスタ新宿から深夜バスで平湯まで。そこから乗合タクシーで新穂高まで移動。
平湯では土砂降りにあい、新穂高に到着からの右俣谷ルートの林道歩きは傘を差しながらとなった。
白出沢の水量が多く、出合の渡渉で難儀する。足の置き場が定まらず、ほぼ川にソールが浸かった状態になる。
本気で川ポチャするかと思った!ここから先、いよいよ登山道の体をなしてくる。
「出る」と有名な滝谷避難小屋の中とトイレを確認。途中下山した男性はここで一夜を明かし「トイレは使えなくもない」と教えてくれたが、まさにその通り…。登山をしない女性は「絶対使わない!」ということ間違いなし。だが虫はいなかった。
槍平小屋のベンチでおにぎりと味噌汁で補給。このあたりから晴れ間が出てきた。
槍ヶ岳山荘のテント場確保のため、槍平から相方を先に行かす。途中である団体のガイドさんが疲れ切った外国人の女性のザックを肩車で担いでいた!凄いと褒め、その集団としばし談笑。
そこからは晴れと霧と雨の繰り返しで気持ちが疲れる。千丈乗越から完全に人とすれ違うことがなくなり、異世界にいるようだった。乗越の稜線までくると、雲がわき風が吹き荒れ体が冷えてきて精神的にも疲れが。そんなとき、雷鳥が出現しその可愛さに元気をもらえた。
10m進んでは止まりを繰り返し、山荘のプリンを食べるぞと自分に活を入れる。しかし、ついた時は売り切れ。先についた相方には、「その時はまだあったが、購入を忘れたと」言われ打ちのめされる。テントでションボリしてると夕方に霧が晴れて、雲海とブロッケン現象が見えた!元気を取り戻すものの、ハンガーノックは変わらずなので味噌汁だけ飲み、寝る。
2022年9月▲槍~穂高テント泊全山縦走・計画 [北アルプス(長野・富山)]
私は16キロ、相方は20キロ。私は食料担当なのでどんどん軽くなっていきますが、相方はギア担当なので基本減りませんでした(笑)。
2021年10月下旬▲初冬の蝶ケ岳~常念岳・2泊縦走 [北アルプス(長野・富山)]
●19.0km、上り2238m・下り2255m
・1日目…三股登山口~蝶が岳ヒュッテ
・2日目…蝶が岳~常念岳~常念小屋
・3日目…常念小屋~一ノ沢登山口
【小屋情報】
〈蝶が岳ヒュッテ〉
・通常営業、昼軽食あり、トイレあり
〈常念小屋〉
・営業最終日のため外トイレに紙がなく、かなり糞便が溜まっていました。
・ビール、カップヌードル、どん兵衛など販売あり
■1日目
※ちなみに駅は00:10で消灯します。
■2日目
2021年9月▲八峰キレット~不帰ノ嶮/後立山縦走5日間 [北アルプス(長野・富山)]
・総距離54.9km/標高差:上り7882m、下り8257m
コロナ対策でベンチの横半分を板止めしていて、ザックが置けず不便でした。斜交いで相方と座ることになり、クッカーのやり取りなどもスムーズにできず不便。見ず知らずの人と対面で座ることは無いと思うので、意味が無いように思う。
八方尾根が見える地点で「やっほー」ならぬ「はっぽう~」と叫んでみる。返事なし(笑)。
途中、にっぽん百名山のロケ隊に遭遇。ガイドの方が何度も同じルートを登ったり降りたり大変そうでした。追い抜いたら、ドローンが追いかけてきました(笑)
不帰を振り返る
大きな鳴き声のはるぜみ(中央)
不帰を通過中、右手の八方尾根をみやる
だいもんじそう
天狗の大下りをのぞむ
●大雪渓で助けを呼ぶ声
2019年8月▲北アルプス裏銀座テント泊縦走⑦日目 [北アルプス(長野・富山)]
2019年8月▲北アルプス裏銀座テント泊縦走⑥日目 [北アルプス(長野・富山)]
テント場には水場から流れ出る小川のちょろちょろという音が心地よく聞こえてくる。就寝前に、食堂で一杯引っかける。ここは食堂が21:00まで営業しているところが嬉しい。優しいランプの灯りに照らされながらストーブに足を温め、ビールと缶詰め、チーカマをいただく。小屋のおかみさんはとても優しくきさくで、つまみを一つおまけでつけてくれた。ビールで体の疲れが溶けていくようでした。
鷲羽を登っているところ