2019年7月末▲白馬大雪渓→栂池へ縦走・三日目 [白馬連峰(長野・富山)]
【行程】白馬岳~白馬乗鞍岳~栂池
05:45 頂上山荘出発
06:40 白馬岳通過
08:00 小蓮華山到着
08:30 小蓮華山出発
10:00 大池山荘到着
11:15 大池山荘出発
11:50 乗鞍岳通過
14:20 栂池ヒュッテ到着
【食事】
・朝・・・チキンライス、魚肉ソーセージ、ココア
・昼・・・菓子パン、チキンライス、コーンポタージュ
曇り、霧。強風やむがご来光望めず。電波の届く山小屋まで行き、天気を確認。
昨日までは曇りのち雨。この日も絶望的かと思われたが、奇跡的に「曇りのち晴れ、時々雨」の予報。
6時頃出発、あまり具合が良くなく朝食を食べ足りなかったため、白馬山荘に立ち寄るが意外にもパンなどの携行食品なし。白馬岳はガスっていて展望悪し。途中雷鳥に遭遇しましたが、カメラのファインダー越しでは見えるものの、肉眼での確認できず残念(泣)
小蓮華山までの稜線歩きは風が霧を吹き飛ばしてくれ、晴れ間が出て見事な眺望。昨日までの蓄積した疲れも吹き飛び、心も晴れ晴れ。雲と緑と空のコントラストが美しい。
細道やガレ場も多くなく歩きやすい稜線。時々突風が吹くが、夏の暑い盛りはそれも涼しく。色とりどりの高山植物も色鮮やか。コマクサは八ヶ岳よりも小ぶりかな?
這松に挟まれた稜線がとにかく大好き。這松のなかから、暖まった空気が時折流れてくる。這松がたくさんの小動物を守っているのだろうな、と自然の保温効果に感嘆。
雷鳥坂と呼ばれる稜線にはたくさんの緑色の糞が落ちていました。雷鳥の物でしょうか?
白馬大池の岩陰から池を覗くと、大サンショウウオの姿が。ちろちろとして可愛い。
池から白馬乗鞍岳までは大岩がゴロゴロ、ケルンを越えてから樹林帯にはいると平凡な山道が続く。天狗原の湿原の木道歩きでは珍しい唐松の実を見ることができました。
下山する三日目が一番ボリュームのあるバランスの悪い行程になりましたが、コンパクトながらも見所の多い山行でした。
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