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2019年8月▲北アルプス裏銀座テント泊縦走①七倉~烏帽子小屋 [北アルプス(長野・富山)]

■悪天候に泣いた裏銀座、黒部五郎岳から回復調子
【全体の山行】
裏銀座から雲の平~太郎平小屋~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~鷲羽山~双六岳~新穂高温泉


【行程毎日あるぺん号で七倉山荘~高瀬ダム~ブナ立尾根~烏帽子小屋テント場まで

3:45 七倉山荘着
5:00 タクシーで出発

5:42 高瀬ダムで準備、出発

11:00 烏帽子小屋でテント


初めてのあるぺん号。出発5時間前に慌てて電話し予約した。登山客ばかりではなく、普段着の観光客も多い。
七倉山荘についたときは真っ暗。バスがいなくなる前に慌ててヘッドランプを出す。バスの冷房装置の結露か、はたまた他の客の水筒がもれていたのか、リュックの片側がじっとりと濡れていて、最初から気落ちする。

高瀬ダムまで徒歩で行くか迷うも、ヤマップ→1時間、山と高原地図→2時間とタイムコースに開きがあり、急登に足を残すため乗り合いタクシーを待つことに。

バス停のような標識の前にタクシー待機列用の小さなベンチがあり、タクシー会社の電話番号など記載されている。電話がつながるのは5時からなので1時間半待つことになったが、乗り合い待ちの人々と歓談し時が経つのを忘れられた。

タクシーは電話しなくても5時に来てくれた。数台続いて来てくれて、一組ずつ乗せた方がお金になるはずなのに率先して定員人数を乗せてくれた。しかも割りきれないからと500円分まけてくれました。親切。

 

5時になると高瀬ダムへ続く道路のゲートが開き、車での通行が可能になる。高瀬ダムは3人の設計者による天然の岩を積み上げたロックフィルダムという形式のダムで、日本で二番目に高い。タクシー運転手によると、この造設に延べ60万人以上が関わったという。

http://www.kanko-omachi.gr.jp/takase_gorge/
エメラルドグリーンの湖水は非常に美しかった。ロックフィルダムの形容は堅牢な野面積みの城塞といった赴き。このダムの見学ツアーもあるのだとか。

 

さて、アルプス三大急登であり、日本三大急登である「ブナ立尾根」。鈍足な私がいうのもなんですが、さほど急登かな?という印象。ちょっと細めの幅ですが、特に危険な場所も亡く歩きやすい登山道です。
まあ急勾配ではあるのでしょうが、登ったときのきつさでいえば、真教寺尾根や、金峰山への「千代ノ吹上」から「五条岩」までルートの方が、筋肉も使うし危険な箇所もあるし、よっぽどきつかった。ただ、汗をかきすぎて途中少しばてたことは確か。自分のペースを守れば問題なし。

 

《烏帽子小屋情報》

・自炊スペースと外来飲食スペースは同じ場所

・トイレは離れにあり。きれいでもひどくもない

・小屋の前にイワギキョウの群生

・テント場は小屋から100m以上下りやや遠い。ヘッドランプ必要。平たく整地されていて張りやすい。ただ面積が狭いため、段々畑のように下まで続く。特に池塘に近い場所はビバークと呼びたいぐらい孤立している

 

烏帽子小屋につき、カレーを頂いた後は悪天候と強風で烏帽子のピーク踏めず。
カレーはなんとこの日最後のひとさら。あとからラーメンを注文した方に、「ぼくもカレー食べたかった」と言われしばし談笑。山岳本の話や、雨のテント悲喜こもごもの話をしながら雨があがるのを待つ。それでも諦め、雨の中のテント設営。
晴れるのを待ちましたが、結局ピークを踏みに行くタイミングが掴めず夜になりました。

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初のあるぺん号
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右側がダムの斜面
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美しいエメラルドグリーン
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ダムは常に砂が溜まるのでブルドーザーではけられていた
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ハクサンオミナエシかな?
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タヌキ岩
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登山道から見える烏帽子小屋
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テント場の一つです
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夜もカレー(笑)


タグ:裏銀座 縦走
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