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2019年8月▲北アルプス裏銀座テント泊縦走③水晶小屋~太郎平小屋 [北アルプス(長野・富山)]

■降りしきる雨のなか、ずぶ濡れの山行

 

《行程水晶小屋~太郎平小屋

05:00 水晶小屋出発

07:00 祖父岳登頂

08:40 雲ノ平キャンプ地で水補充

09:30 雲ノ平山荘で昼食

14:30 薬師沢小屋通過 

17:40 太郎平小屋到着

18:20 テント指定地の薬師峠到着

この日も雨。濡れた靴に足を通す気持ち悪さよ。

祖父岳から雲ノ平まで行くが、霧と雨により見通し悪く、景観ものぞめないが、祖父岳ピーク手前の岩苔乗越で再び雷鳥に出会ったのだけが救いか。
池塘が点在する靄のなか、10m先の木道がかすむ雲ノ平は、幻想的といえば幻想的ではあった。

幻のように現れた小屋。都会のカフェかと見まがう食堂でランチ。トマトナポリタンが美味、酸味が活力を与えてくれた。連れは酸味のある鶏肉をご飯に乗せたアジアン風どんぶり。

雲の平でテントを張り晴れるのを待つか。

太郎平小屋まで行き、明日富山側へ下山するか。この日の朝の情報では明日・明後日も雨予報。今回は諦めて下山へ。しかし後ほどこれが運命の分かれ道となる。

そしてまた、この行程がまた遠かった。

アラスカ庭園など風光明媚な名所を通り過ぎ、木道が終了すると、薬師沢小屋までの鬱蒼とした木々が左右から迫り来る、ごつごつした岩場の大下り。岩や木の根に滑るわ、そこかしこに水溜まりがあるわ、登山道が滝のようで5時間もかかった。それにしてもこの急登、下りがコースタイム30分なんて大嘘!登りですれ違う方々もうんざりした様子。

薬師沢小屋のある川の出合は増水のため、増水用の梯子を登る。物凄い量の水がどうどうと流れる上に渡された吊り橋は、中央に板が渡してあるだけなので緊張感。

お手洗いを借り水を補充し、太郎平小屋へと急ぐ。ところどころ木道が現れ、休憩に適したベンチが現れ、晴れていたらさぞ気持ちよさそうだ。しかし木道は一部水没していたり腐っていたり、飛び出した草や葦に足を滑らせることが多く、雨の日は危険だ。

太郎平小屋につくと18:00近く。小屋からキャンプ指定地の薬師峠までがまた30分近くあり、遠い。寒さで疲れていたため、小屋の前の広い敷地が口惜しく、テント場にしてほしいくらいだった。
テン場はどこもかしこも水溜まりになっていて、少しでも水はけがよさそうなところを探す。あまりに疲れていたからか過去最高の早さでテントを張った。

《太郎平小屋 情報》

・パンやスナックの量が豊富

・バイトが若くやる気がない

・小屋のトイレは離れにあり、コンクリートと木材で造られた立派な公衆便所
・テント場のトイレは未使用なので不明

 

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祖父岳と雲ノ平への分岐
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山小屋にいることを忘れる瞬間


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