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2020年11月中旬▲丹沢から小仏城山~八王子城址 [▼関東近郊の山]

【行程】
平丸バス停→相模原駅~小仏峠~八王子城址跡~裏高尾)
※丹沢主脈縦走の続きです。
【食事】
朝…カップ麺きつねうどん
昼…相模湖駅の碇屋で食事
おやつ…お茶&酒まんじゅう(相模湖で購入)&あんぱん

黍殻山~青根
早朝、星を見ながら黍殻山を登る。平丸バス停は一日二本、これを逃してはなるものかと安全を期して早めに出立。焼山へのルートは通行止め。平丸までの登山道にも「注意」の看板があったが、倒木などがあるだけで大した問題ではなかった。北側だしこちら側に抜ける人は少ないのかもしれない。
早めについたバス停でホットコーヒーを飲みながら、余った時間をどうするか考える。
相模湖畔を散策、もしくは奥多摩へ電車で移動、というのも中途半端になりそうだし、おとなしく相模湖まで移動して小仏城山をやることにした。相模湖駅で下車するとちょうど駅前に洋食屋「碇屋」さんが。昼前から営業してくれて助かりました。腹ごしらえし、のんびり出発。

●相模湖駅から旧甲州街道の宿場町を通る
途中、宿場町の面影のある「小原本陣跡」や相模原名物の壽堂の「酒まんじゅう」に観光がてら立ち寄りつつ、富士見茶屋から登山道へ。
※街道では旅籠を営んでいた民家が屋号を掲げていますが、美観の一つであり今は営業していないので注意。

●小仏城山へ
同じ樹林帯でも秩父で感じるのとは違う、明るさを感じる木立。やわらかな木漏れ日が差し込む。
城山頂上はたくさんの人で賑わう。茶屋で飲み物を補充すると、他店で買ったペットボトルのゴミも引き受けてくれて感動した。
軽めのハイキングの人だかりの中、シュラフの入った大きめザックの私たちは、人混みを避けるため高尾山域のなかでは珍しい「破線ルート」をたどり、八王子城址跡へ行くことに。
この破線ルートがものすごく魅力的!誰にも教えたくない!と思っていたらトレランの一個団が。やっぱり、知ってる人は知っている。道が細く枯れ葉で滑り落ちそうな斜度の道もあったものの、高尾の喧噪が嘘のよう。

●八王子城址へ…北条氏照が散った跡地をめぐる
裏高尾へいったん下り、民家と高速道を横切り八王子城址跡の登山道へ。高速を通すため無理な登山道になったのか、アプローチは舗装階段と急登が続き、なかなかハード。
登るにつれ森が深くなりますが、こんな鬱蒼とした場所によく本丸を作ったなと感心しきり。富士見という場所以外は、展望もなく。しかし本丸跡につくと、一気に眼下が広がる。八王子神社は寂れ、舞殿も使用していない様子。
しかしここは要害の場所として、天下統一を進める豊臣秀吉の軍勢、上杉景勝・前田利家・真田昌幸らに攻められた北条氏照が散った場所。戦国の面影は薄いが、すすきの向こうに見える夜景は別世界のように感じた。
城址跡への山行は思い付きだったので、下山したら日没ギリギリ。
この辺では見どころの「滝山」も見れなかったし、資料館も見れませんでしたが、踏破できたことには満足。

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山頂で酒まんじゅうをいただく
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小仏城山からの裏高尾へ抜ける破線ルート
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獣道の様ですがきちんと踏み跡あり
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2020年11月中旬▲丹沢主脈縦走(大倉~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~黍殻山~青根) [丹沢山系]

【全行程】
①丹沢主脈縦走(大倉~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~黍殻山~青根)
②青根~相模湖~小仏城山~八王子城址
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【一日目】
大倉~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~黍殻山避難小屋

数々の登山ルートが通行止めになっているので、どうしても駆け足になってしまいました。
この日は天候もよく、半袖で丁度いいぐらい。山頂につくと風が吹き曝しなので、ソフトシェルを着ていても汗冷えがひどく、体温調整に難儀しました。
有名なバカ尾根は、階段や木道の枕木の間隔が自分のリズムと歩幅に合わず、トレポがないとつらいものがありました。塔ノ岳山頂では先に歩いていた相方の姿がなく、せっかくの景色もそこそこに小屋でトイレを済ませドリンクを補充し出発。最近の縦走はほぼポカリスエットに頼り切り。丹沢山でやっと相方に追いつきました。
塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳までは、ずっと西側に富士山を望みながらの気持ちの良い尾根歩き。
一か所、蛭ヶ岳への下りで「鬼が岩」という場所に鎖がちょいっと出てくるのみで、それ以外は本当に気軽に歩けます。人気が少なくなった時間帯を狙ってか、午後15時すぎても北方面からやってくるトレイルランナーも多かった。丹沢の尾根は、塔ノ岳からの縦走は腰ぐらいの薄や草が生えていますが、視界が遮られることがないので、低山なのに亜高山帯にいるような、不思議な感じ。

蛭の次は「蝮(マムシ)に注意」の看板あり、落ち葉を踏むことにやや緊張。暖かいので蛭の子供もいたりして…(蛭の幼虫がどこで育つのかは知らないけど)、などと嫌な予感も頭をよぎりましたが、両方出没せず。
蛭ヶ岳から姫次までは鬱蒼とした樹林帯に入り、急斜面の階段大下り。実は翌日になったら黍殻山から登り返して西丹沢へ降りようかとも考えていたのですが、そんな気力も失せ、黍殻山避難小屋で宿泊。先客が二人いて、談笑しつつ夕食をとる。

〈小屋情報〉
・無人小屋…自炊用のテーブル・イスあり。十人ほど収容可。
・トイレあり…やや汚い、紙なし
 
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塔ノ岳から見る富士山
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帰りの平丸バス停の目の前、急こう配の階段の先には八坂神社

タグ:丹沢 登山
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