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2月厳冬期・四阿山でテント泊① [▲長野県の山]

●2日目
四阿山の山頂まではしっかり踏み固められていて、わかんもスノーシューもつけずに登る人もいました(山頂手前の根子岳分岐辺りでちょっと踏み抜くかも)。
青い空、スノーモンスター、最高!この日12:00ごろまでは無風で、山頂でのんびり休憩。
そしてほとんどトレースのない根子岳へ向かう…。
地形図は見ていたものの、樹林帯のあまりの急斜面に転ぶこと数回。
相方がスノーシューのままクライムダウンするという技を編み出して事なきを得ました。
大スキマ(最低鞍部)に出ると風が強まり体も冷えてきた。ここの登り返しは踏み抜き地獄。ヒールリフターを使ったものの、それでも足を上げるのに一苦労した。地形的になだらかなのでスノーシューでいけるかと思ったけど、やっぱりワカンの方が良かったのかもしれない。
スノーシュー、アイゼン、ストック、ピッケル、念のためのビバーク道具の荷重で体が沈むのもあり、CT1.5時間のところ、二倍の時間がかかった。
相方は自重も加算されるので、「鬼遊びの庭」で岩を巻く箇所が急登で、雪が柔らかくて難儀し、ピッケルを私用しました(私が踏み固めず崩してしまったこともあり…)。道具って大事だなと痛感します。
ちなみにこの急登で、人のトレースだと思ってツられて追っていったら、ツリーホールに片足突っ込んでしまい危険な目にあいました。体制を整えてよく確認したらなんと熊の足跡! そりゃ人間には登れないわ…ってこともありました。隣にカモシカっぽい足跡があったので、獲物を追ったのだろうか。
そんなこともあって根子岳の神社が見えてきたときは、ほっとしました。
深雪のラッセル地獄はもっと大変なんだろうな。
根子の下りは雲海が広がり、達成感もひとしお。樹氷地帯も美しい。
ダボスバス停の18:30発車時刻に合わせて、それまでの焦りをほどくように少しゆっくり歩いた。しかしこの直線の林道が長く感じてけっこう堪えました。

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ヤマップで作者を発見した。どうやらペンギンらしい
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ウサギの足跡
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とうちゃこ
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根子岳より雲海
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曇り空でもまあまあ美しい

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2月厳冬期・四阿山でテント泊① [▲長野県の山]

●気温…11時頃の山頂-9℃くらい
●ウェアリング…モンベルジオラインMW+カットソー+フリース、稜線でハードシェル、停滞用にダウン/下はモンベルジオラインMWタイツ+モンベルサーマラッブ+モンベルアルパインパンツ
〈初使用レビュー〉
・モンベルアルパインパンツ…太もも前面についている薄い縦長のポケット、個人的にはすごく便利。いざという時にすぐ取り出せるよう、右にはナプキンやティッシュ、左には手ぬぐい。
・モンベルアルパインスノーシュー…他のスノーシューを利用したことが無いので、比較はできません。
笹薮の踏み抜き多めの地帯で、踵をホールドするストラップがかなり外れやすく、足を八の字に方向を変えるときに自分のストラップを踏みそうになるということもありました。クリップの位置が雪に押し上げられて、どんどん上にずれていく気がします。
●1日目
【往路】
上野から高崎→横川→バスで軽井沢→上田→バスで菅平口→タクシーで四阿山登山口

往路は高崎でだるま弁当を買いたかったので鈍行で来たものの、乗り継ぎの多さに若干後悔。横川から去年2回も登った妙義山をじっくりと眺める。
そして上田駅はとても栄えていて驚いた。さすが(?)真田の里。
菅平口までバスで行き、そこからタクシーで少しでも安く行こうという作戦。
しかしタクシーの手配に手間取りました。
上田観光には「予約客につき満車」で断られて、「松田タクシー」には回送料金を上乗せされた額を提示され(目的地までの二倍の額)て思案。
望みをかけた3社目の「菅平観光タクシー」さんが受け入れてくれて、本当に助かりました。
すったもんだで登山口についた時点で、ちょっと疲れ…。
でも一歩山に足を踏み入れたら「やっぱり来て良かった!」
初の四阿山、初のスノーシュー、今年初のスノーモンスター。
スノーシューで踏み跡がない所を歩くのは楽しいものですね。
夏の四阿山にきたことがないので、根子岳分岐の平たい場所まで登り上げるか、樹林帯に突入する場所でやめるか決断しなくてはならないのもあり、それも含めてテント設営場所を決めるのに30分ぐらいウロウロしました。
夜はマイナス10℃くらい。テントの中は丁度氷点下ぐらい。夜は上田の町灯りがきれい。
サーマレスト+エアマットで夜はぐっすり、シュラフ(ダウンハガー#1)の威力を感じました。
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シュカブラ
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達磨弁当の雪だるま断念…!
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